全英アルバム・チャート、ロビー・ウィリアムスが14作目の1位獲得で新記録樹立
今週のUKアルバム・チャートは、ロビー・ウィリアムスがソロ・デビュー25周年を記念しリリースしたコンピレーション・アルバム『XXV』が初登場で1位を獲得した。彼にとって14作目のNo.1アルバムとなり、エルヴィス・プレスリーの13作を破り、ソロ・アーティストとしての全英チャート史上最多記録を樹立した。総合1位のザ・ビートルズの15作にあと1作と迫った。
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ちなみに、ザ・ビートルズ、ウイングス、ソロ等名義が異なりカウントされているが、それらを合計し全英チャート史上最も多くNo.1アルバムを持つのはポール・マッカートニーで、23作を記録している。
2位にはオジー・オズボーンの13枚目のソロ・アルバム『Patient Number 9』が初登場。彼が望んでいた1位には届かなかったが、前作『Ordinary Man』(2020年)の3位を上回り、ソロでの最高位をマークした。3位は、ハリー・スタイルズの『Harry’s House』が先週の2位から1ランク・ダウンし、4位には、リイッシューされたマニック・ストリート・プリーチャーズの6枚目のスタジオ・アルバム『Know Your Enemy』(2001年)が再エントリーした。
今週はこのほか、UKのロック・バンド、ジ・アマゾンズのサード『How Will I Know If Heaven Will Find Me?』が5位にチャート・インし、ニュー・シングルが好調なルイス・キャパルディのファースト『Divinely Uninspired To A Hellish Extent』(2019年)が先週の17位から9位へ浮上し、約1年半ぶりに10位圏内に再エントリーした。
シングル・チャートは、そのルイス・キャパルディのニュー・シングル「Forget Me」が初登場で1位を獲得。「Someone You Loved」(2018年)、「Before You Go」(2019年)に次ぐ3曲目の全英No.1シングルとなった。
2位は変わらず、デヴィッド・ゲッタとビービー・レクサの「I’m Good (Blue)」がキープ。先週まで2週連続でトップだったEliza RoseとInterplanetary Criminalの「B.O.T.A. (Baddest Of Them All)」は3位に後退した。
今週はルイス・キャパルディの新曲ほか、クリス・ブラウンの「Under The Influence」が先週の14位から9位へ上昇し、新たにトップ10入りしている。
Ako Suzuki
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