【レポート】flumpool、デビュー記念日に地元大阪でフリーライブ「15周年イヤーが始まりました」

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flumpoolがデビュー記念日の10月1日、地元大阪・天王寺でフリーライブを開催した。これは、阿倍野天王寺界隈で開催された<ABETEN STREET BUTTERFLY(ストバタ)>の特別ゲストとして実施されたもの。天王寺はデビュー前のflumpoolが路上ライブを行っていた思い出の場所であり、好天に恵まれたこの日、天王寺公園内のエントランスエリア てんしば特設ステージにメンバーが登場すると、ステージ前から後方まで約3000人の観客で会場が埋め尽くされた。同フリーライブのオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆flumpool 画像

開演時間になると盛大なクラップに迎えられてメンバーの山村隆太(Vo)、阪井一生(G)、尼川元気(B)、小倉誠司(Dr)の4人がステージに姿を現した。


「てんしばのみなさん、どうもこんにちは! flumpoolでーす! 最後まで楽しんで行ってねー!」──山村隆太

こう元気に挨拶すると、「星に願いを」からライブがスタート。山村の伸びやかな歌声がてんしばの空に響き渡り、観客も一斉にステージに向けて手を振り始めるなど爽快な光景が広がっていく。そしてイントロから観客のリズミカルなクラップが鳴り出した2曲目の「two of us」へ。「大阪、ただいま~」と、山村は軽くハネるような動きを見せながら地元ならではの空気感を楽しんでいるようだ。





2曲を終えたところで、10月1日にデビュー14周年を迎えたflumpoolは喜びをこう語った。

「ここは自分たちの原点です。ふるさと大阪で、この天王寺阿倍野で、みなさんに“おめでとう!”と言ってもらえるこの嬉しさを噛み締めながら、精一杯やっていこうと思ってます。よろしくお願いしまーす」──山村隆太


山村がアコギを手にして歌う3曲目の「ちいさな日々」は、“舞い上がれ 君が願う未来へと”というリリックと共にポジティヴなメッセージが心に届く。また、2回目のMCタイムでは路上ライブ時代の思い出を語る場面も。

「素敵なイベントですよね。僕らが路上ライブやってる頃はこんなイベントなかった」──阪井一生
「路上ライブは常に僕らの原点。おかえりと言ってくれるみんながいたから、ここまでやってこれました。そんなみなさんに届けたい歌です」──山村隆太

と感謝を込めて披露したのは「MY HOME TOWN」だ。郷愁感がにじみ出すアコースティックギターサウンド、そこに投影されたメンバーの深い思いに会場全体がしばし聴き入り、温かい拍手が送られた。そして、「さぁ、あと2曲。盛り上がって終わりましょう!」と煽って、ロックでグルーヴィーにヒートアップしていく「labo」へ。続けて、「君に届け」ではこの日最大のクラップが湧き上がる。「大阪が好きだー!」と歓喜の声を上げた山村。エモーショナルなバンドアンサンブルが高まりを増し、会場のボルテージも最高潮に達した。


あっという間に全6曲が終了。フリーライブの最後にメンバーから15周年イヤーを予感させる言葉もあった。

「コロナ禍で大変な中、大切な地元、天王寺でみんなが集まってくれたことを本当に感謝してます。どうもありがとうございました。flumpoolは今日から15周年イヤーが始まりました。来年、大阪で面白いことを考えております!」──山村隆太
「まだ言えないですけどね、すみません、もうちょっとだけ待ってもらえたら発表します。とんでもないやつです(笑)」──阪井一生

現在、「なんでも好きなことやってやろうという意気込み」で、いろいろ企画していているとのことだ。地元・大阪を愛し、原点となる場所で15周年に向けて意欲的に動き出した4人は、「みなさん、15年目も応援よろしくお願いしまーす。今日はどうもありがとうございましたー! また会いましょうー!」と告げてステージを後にした。はたして15周年アニバーサリーでは、どんなサプライズが用意されているのか。期待が高まるところだ。

撮影◎渡邉一生

■<flumpool フリーライブ@大阪・天王寺>配信情報

flumpool オフィシャルファンクラブ「INTERROBANG」限定でライブの模様をアーカイブ配信中
配信期間:2022年10月5日(水)23:59まで
※今からのご入会でもご視聴可能
※月額会員330円でご視聴いただけます
ご入会方法:https://flumpool.amob.jp/mob/pageShw.php?site=FLM&ima=1323&cd=what_int

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