バイセップ、クララ・ラ・サンをフィーチャーした新曲「Water」リリース&グラストンベリーでのライブ映像も同時公開

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北アイルランドのベルファスト出身でロンドンを拠点に活動するマット・マクブライアーとアンディ・ファーガソンから成るユニット、バイセップ。

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昨年リリースした『Isles』はUKチャート初登場2位を獲得!伝説のブログ"FeelMyBicep"から始まった彼らのキャリアだが、新世代UKダンス・アクトの最高峰であり、名実ともにアンダーワールドやケミカルブラザーズといったアーティストにも肩を並べるトップ・アーティストとして世に認められる形となった。そんな彼らの待望の新曲「Water」が解禁、更にグラストンベリーでのライブ映像も同時に公開された。

また、「Water」のインストゥルメンタル・バージョン「Waterfall」も同時に公開されており、完成した曲のアイデアがどのように時間をかけて発展してきたかを知ることができる。



■バイセップ コメント

オリジナルの「Waterfall」はMEGAfmという楽器を触っている時に生まれたんだ。これは新しいシンセサイザーなんだけど、中にチップが入っていて、そのチップっていうのはセガのメガドライブやジェネシスのゲーム機の音を形成していたものなんだ。リード線とLFOを速くしたり遅くしたりして、クラシックなロービットサウンドのエフェクトを作り出した。

ライブではトラックを発展させ、常に要素を微調整し、変化させている。そして、スタジオでもそのプロセスを採用している。クララとはよく一緒に仕事をするんだけど、初期の「Waterfall」のデモにも、彼女が一緒に歌うことを想定したボーカル・サウンドのパッドが入っていた。「Water」と「Waterfall」は、同じ背骨を持ちながら、仕上がりの方向性がまったく異なる2つの作品。一つのデモから始めて違う方向に進み、結局両方気に入ってしまい、どちらを選べばいいのかわからなくなるというのは、スタジオではよくあることなんだ。

僕らは両方の方向性が好きだし、どちらかを好きになる人もいると思うんだ。ブログを運営していた頃、過去にリリースされた有名曲のオリジナル・デモを時々見つけては、結局はそちらを好んで使っていた。オリジナルのアイデアの生々しさが聴きごたえがあって、結果的に全く違う形で評価されることもある。

現代を代表するダンス・アクトの一人として、その地位を確固たるものにしつつある彼らは12月2日と3日にロンドンのアレクサンドラ・パレスで行われる1万人規模の公演を、いずれも5分でソールドアウトさせるほどの人気を誇る。

最新アルバム『Isles』は国内盤CD、輸入盤CD/LP、カセットテープ、デジタルで発売中。国内盤CDには解説が封入、ボーナストラックが収録される。また、輸入盤LPは通常のブラックに加えて、限定のピクチャー盤、さらには国内盤CDと同内容のボーナストラックが収録された3枚組のデラックス盤で発売されている。


『Isles』

2021年1月22日(金)リリース
Ninja Tune / Beat Records
国内盤CD、輸入盤CD、輸入盤LP(ブラック)、限定盤LP(ピクチャー盤)、カセットテープ商品ページ: http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11475
3枚組デラックス盤商品ページ: http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11477

■tracklist:
1. Atlas
2. Cazenove
3. Apricots
4. Saku (feat. Clara La San)
5. Lido
6. X (feat. Clara La San)
7. Rever (feat. Julia Kent)
8. Sundial
9. Fir
10. Hawk (feat. machìna)
11. Light (Bonus Track)
12. Siena (Bonus Track)
13. Meli (I) [Bonus Track]

◆バイセップ オフィシャルサイト
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