【ライブレポート】SOPHIA復活、9年ぶり約束の日本武道館で「ただいま！」

SOPHIAが10月11日(火)、日本武道館にて9年ぶりの復活ライブ＜SOPHIA LIVE 2022 “SOPHIA”＞を開催した。360度ぎっしり満員の日本武道館でファンとの約束を果たした同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆SOPHIA 画像

かつてのライブ同様、「愛の賛歌」に合わせてステージ上に登場したメンバー5人。「ただいま！」と松岡が叫ぶと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。






SOPHIAは2013年8月12日の日本武道館ライブ＜SOPHIA LIVE 2013＞ファイナルで無期限活動休止に。「必ずまた会おう！」と約束を誓ったこのステージで、9年ぶりにファンとの再会を果たした。ライブ前の取材では「9年経って、誰一人欠けることなく5人が集まることができたことが本当に嬉しい」と復活にあたっての心境を明かしていた。

ライブは「ゴキゲン鳥 crawler is crazy」「黒いブーツ～oh my friend～」「街」など代表曲を中心とした全21曲を披露。1996年リリースの初シングル「ひまわり」では、プロジェクションマッピングで天井にもひまわりが投影され、会場全体が鮮やかなイエローに包まれた。



この武道館公演のチケットは早々にソールドアウトしていたが、WOWOW、dTV、ニコニコ生放送、映画館でのライブビューイングで生中継が実施され、全国のファンにも届けられた。さらにWOWOWではスペシャルインタビューを加えた特別番組が12月に放送される予定だ。

メンバーがステージ上から去った後にはLEDスクリーンにて次回公演の開催も発表された。2023年1月8日(日)に大阪城ホールで＜SOPHIA LIVE 2023 “return to OSAKA”＞が行われる。メンバーは「SOPHIAが復活することで、“あいつらも頑張っているから頑張ろう”と思ってもらえる存在でいたい。SOPHIAとして、これからも活動を続けていきます」と意気込みを語っている。

9年間、復活を待ち望んだファンとの再会を果たしたSOPHIA。日本武道館は終始歓喜の渦に包まれた。以下に、メンバー5人のコメントをお届けしたい。

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「今日の日を迎えられたことは本当に夢のようで、現実である気がしません。コロナ禍でたくさんのライブや舞台が開催できなくなり、アーティストや俳優たちがステージを奪われていき、本来ならば元気がない人の背中を押してあげるのが音楽や芝居なのに、それができないのがずっと苦しかった。だからこそ、待っているのではなく、自分たちで動き出さないと、と思って「SOPHIAをやるよ」とメンバーに声をかけました。今だから言えますが、9年間はSOPHIAにとって必要な時間だったんだと思います。この5人で、誰も欠けずに集まることができたことを大切にしながらライブを届けたいと思います」──松岡充(Vo)

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「9年間、音楽から離れていたので、今日のために赤松にも手伝ってもらって、人生で一番練習しました。「できない」って言いたくなかったので。まさか復活のステージが『ミュージックステーション』そして『日本武道館』とは思ってもみませんでした（笑）」──黒柳能生(B)

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「落ち着かずに、まだそわそわしていますが無事に今日を迎えられたのがありがたい。9年間待ってくれたファンに感謝しています。僕もひまわりを衣装に込めて、精一杯届けたいと思います」──都啓一(Key)

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「9年ぶりの武道館をずっと夢見ていたので、早く寝ようと思ったんですが、全然寝られませんでした。朝6時に目が覚めてしまったので、8時に会場に来て、みんなが着く前にリハしました。9年ぶりに集まっても、みんな全然変わってないのがうれしいですね」──赤松芳朋(Dr)

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「久しぶりにマブダチと遊びに行くような気持ちです。積もる話もたくさんあるし、飲みに行こうぜっていう感じです。ギターでみんなと会話しながら、思いっきり遊びたい。音楽で青春したいですね」──豊田和貴(G)

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