テイラー・スウィフト、新曲のミュージック・ビデオから“FAT”の文字を消去

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テイラー・スウィフトが、先週公開した新曲「Anti-Hero」のミュージック・ビデオから、体重計が“FAT(太っている)”と示した部分を消去した。この場面は、公開直後から「肥満恐怖症だ」「太っていたら悪いのか」などと批判されていた。

◆テイラー・スウィフト動画、画像

当初は、テイラーが体重計に乗ると「FAT」との表示が現れ、“アンチ・ヒーロー”がガッカリしたように首を横に振るという描写だった。編集後、体重計に乗り、首を横に振られるシーンは残された。このミュージック・ビデオは、テイラー本人が監督した。

問題のシーンは批判もされたが、テイラーはボディ・イメージの問題にまつわる自分の体験を表現したに過ぎないと、擁護や支援する声も上がっている。テイラーは2020年に公開されたドキュメンタリー『Miss Americana』の中で、雑誌の表紙を飾ったとき「妊娠か?」と揶揄されたり、逆にスタイルを褒められることで、「もうちょっとだけ我慢しよう。食べるの止めよう」と食事を制限したことがあると、ボディ・イメージや摂食障害に悩んだ過去について明かしていた。


Ako Suzuki
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