アヴェンジド・セヴンフォールド、フェス出演中止を告げるフェイク音声が配信される

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アヴェンジド・セヴンフォールドは週末、彼らの『Trax』ポッドキャストを通じ、この先予定している2フェスティバルへの出演をキャンセルすると告知したが、これはフェイクだったという。出演中止の声明は、フロントマンのM.シャドウズが読み上げたものと考えられていたが、本人は「俺じゃない!」と否定した。

◆アヴェンジド・セヴンフォールド画像

『Metal Injection』によると、『Trax』では「重要なお知らせ」とのタイトルで、ニュー・アルバムに遅れが生じたため、5月に予定している<Welcome To Rockville>と<Sonic Temple>への出演をキャンセルすることに決めたと謝罪する1分ほどの音声メッセージが流されたという。

しかし、それを知ったM.シャドウズは日曜日(2月26日)、「えーっ! これは事実ではない。俺らは(フェスティバルで)プレイする。真相を探る」「メキシコの街中を歩きながら、これ(『Trax』)を聴いてる。なんてこった……俺じゃない!」とつぶやき、自分の声ではないと明言した。

バンドのTwitterでもその後、「俺らのアカウントが週末、不正アクセスされた。いまは回復している。俺らのフェスティバル出演はキャンセルされていない」との声明が出された。

「重要なお知らせ」と題した『Trax』のエピソードはすでに削除されている。M.シャドウズの声はAIを使い制作されたものだと推測されている。







Ako Suzuki
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