ローランド、優雅なデザインのキャビネットと最新技術が融合したデジタル・グランドピアノ3モデルが登場

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ローランドから、デジタル・グランドピアノ「GPシリーズ」の最新機種として、グランドピアノさながらの優雅で華やかなデザインのキャビネット、最新の技術とデジタルならではの多彩な機能で上質なピアノ演奏を楽しめるフラッグシップ・モデルの『GP-9M』『GP-9』、ミドル・クラスの『GP-6』が3月24日から順次発売される。

グランドピアノ「GPシリーズ」にフラッグシップ・モデル『GP-9M』『GP-9』とミドル・クラスの『GP-6』が加わり、奥行約70㎝のコンパクトなデジタル・グランドピアノ『GP-3』(2023年1月発売)とあわせて、計4モデルの新ラインアップとなった。いずれもアコースティック・グランドピアノのような優雅なデザインとデジタルならではの多彩な機能を備えた、クラシカルでありながらもモダンなグランドピアノ。『GP-9M』は、曲を再生すると鍵盤が動き出す自動鍵盤機能を搭載。レストランやホテルなどの商業施設などで奏者がいなくてもピアノ演奏を楽しめ、視覚的にも空間を華やかに演出。奥行約96㎝の『GP-6』は、ご自宅などグランドピアノを身近に置いて楽しみたい人にお薦めだ。

「GPシリーズ」の各モデルは、ローランドが50年にわたり磨き上げてきた技術の結晶である最新の「ピアノ・リアリティ・テクノロジー」により、音源、鍵盤、ペダル、サウンド・システムなど全てを一新して、アコースティック・グランドピアノの音や弾き心地を極限まで再現。

また「GPシリーズ」には、ローランド独自のデジタルならではの機能が満載。調律不要で、常に最適な状態で演奏できるだけでなく、音量も場所に合わせて簡単に調整可能。ピアノ・デザイナー機能を使うと、ピアノ音を演奏者に合わせてカスタマイズすることができ、音の明るさ、キャビネットによる共鳴音の度合いなど細部の調整も可能。

さらには、Bluetoothオーディオ/MIDIに対応しており、ローランド・オリジナルの無料アプリが使用可能。スマートフォンやタブレットを使ってワイヤレス接続し、多彩な機能でより楽しく演奏や練習を行える。

カラーバリエーションは、『GP-9M』は黒塗鏡面艶出し塗装仕上げの1色、『GP-9』『GP-6』は黒塗鏡面艶出し塗装仕上げと白塗鏡面艶出し塗装仕上げの2色を用意している。


▲ 『GP-9M』(黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ)


▲『GP-9』(黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ)


▲『GP-9』(白塗鏡面艶出し塗装仕上げ)


▲『GP-6』(黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ)


▲『GP-6』(白塗鏡面艶出し塗装仕上げ)

一新された「GPシリーズ」に搭載されている「ピアノ・リアリティ・テクノロジー」は、グランドピアノの音やタッチを実現する多くの要素や、それらの複雑な相互作用について、長年の研究で蓄積してきたローランドの技術力の結晶。一つひとつの部品にこだわりをもち選定しながらも、ピアノの各部がシームレスに連携するようつくり込んでいるため、表現力豊かなピアノ演奏ができる。

『GP-9M』『GP-9』『GP-6』は、より一層磨きをかけた独自のモデリング技術により、響板やフレーム、弦やハンマーなどが干渉し合うグランドピアノ特有の音響特性を忠実に再現。『GP-9M』『GP-9』は「ピアノ・リアリティ・モデリング・コンサート音源」、『GP-6』は「ピアノ・リアリティ・モデリング・プレミアム音源」を搭載しており、リアルで本格的な音や響きで、表現力の高いグランドピアノを弾いているかのような感覚で演奏することができる。ローランドのモデリング音源の大きな特長のひとつは、最大同時発音数が無制限であること。同時に発音できる数に制限があるサンプリング音源に対して、モデリング音源は最大同時発音数が無制限なので、アコースティック・グランドピアノさながらの響きを感じながら、あらゆる音を余すところなく思いどおりの表現で演奏することができる。

『GP-9M』『GP-9』『GP-6』には、ハンマー・アクション鍵盤が搭載されており、グランドピアノ特有の弱音時のクリック感も再現、アコースティック・グランドピアノさながらの弾き心地を実現している。また、木材と樹脂を組み合わせて作られたハイブリッド構造により、側面は弾き心地がよく温かみのある木材、センターフレームには樹脂を使用することで耐久性に優れた鍵盤となっている。さらに「GPシリーズ」では、音源と鍵盤を組み合わせた画期的なセンシング技術により、鍵盤を弾いてからセンサーが反応するまでの時間を高速化することで、弾き方によって異なる音の違いを忠実に再現しており、自由自在な表現が可能だ。

ダンパー・ペダルは、ハーフ・ペダルやその他の高度なテクニックにも対応し、アコースティック・グランドピアノ同様の踏み込み時の荷重変化や連続検出を再現。さらに、独自のセンシング技術を活かしたダンパー・モデリングを採用しており、ダンパー・ノイズはもちろん、ペダルを速く踏み込んだり戻したりする際の物理的なノイズなど、ペダリングによるさまざまな音まで再現している。

「GPシリーズ」は、高音質化回路と高度な音響処理技術に加え、各モデルに合わせて最適なスピーカーの配置が施されており、クリアでノイズレスかつ迫力のあるサウンド。フラッグシップ・モデルの『GP-9M』『GP-9』は、音源からアンプまでの回路をフルデジタル化し音声信号を劣化させることなくクリアでノイズレスなサウンドを実現。また、ピアノの各部から聞こえる音を7.1chスピーカーを使い分けて鳴らすことで、グランドピアノ特有の動きのある音場を再現。キャビネットの胴鳴りなどピアノならではの豊かで力強い音、アンビエンスなどの響き成分を中心にした音をならす各スピーカーに加え、演奏者に近い左右中央位置にスピーカーを追加したことで、演奏者の前で鳴る音が忠実に再現され、演奏する鍵盤位置に合わせて低音域から高音域まで左右に流れる音の動きをよりリアルに感じられる。

『GP-9M』『GP-9』『GP-6』では、「ピアノ・デザイナー機能」を使って、ピアノ音を自分好みにカスタマイズすることが可能。88鍵チューニングや音の明るさの調節、またキャビネットの共鳴の度合いなど、細部にわたる調整が可能。さらに、Bluetooth機能が搭載されているので、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末と簡単にワイヤレス接続が可能。Bluetoothオーディオを使うと、ピアノ本体の上質なスピーカーでお気に入りの曲を再生したり、曲と一緒にセッションのような演奏を楽しむことができる。Bluetooth MIDIを使うと、音楽制作アプリで曲づくりも可能。ピアノをパソコンやUSBメモリーと接続することで自分の演奏を共有することもでき、音楽の楽しみ方が広がる。

「GPシリーズ」は、ローランド・オリジナルの無料アプリ「Roland Piano App」(iOS/Android対応、2022年8月公開)にも対応。モバイル端末の画面上で音色の選択やメトロノーム設定、録音など、リモコンのように操作して使用することができ、本体のシンプルなパネル・デザインも、アプリと連携することで操作性がさらに向上。デジタルピアノならではの多彩な機能をより便利に楽しめる。また、内蔵曲の譜面をモバイル端末の画面に表示したり、音あてゲームや、和音を認識して多彩なジャンルの伴奏をつけることができる「伴奏機能」などを使って、飽きずに楽しく練習できる。「One Week Master」では、自分のレベルやペースに合わせて、1週間程度で新しい曲の演奏を学ぶこともできる。



【主な仕様】

『GP-9M』
外形寸法:1,445(幅)×1,501(奥行)×1,787(高さ)mm
※大屋根・譜面立てを開いた状態
質量:188.0kg
付属品:楽譜集「ローランド ピアノ名曲集」、専用高低自在椅子

『GP-9』
外形寸法:1,445(幅)×1,501(奥行)×1,787(高さ)mm
※大屋根・譜面立てを開いた状態
質量:169.0kg
付属品:楽譜集「ローランド ピアノ名曲集」、専用高低自在椅子

『GP-6』
外形寸法:1,412(幅)×959(奥行)×1,526(高さ)mm
※大屋根・譜面立てを開いた状態
質量:91.0kg
付属品:楽譜集「ローランド ピアノ名曲集」、専用高低自在椅子
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