かれんのコトバ

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安斉かれんが3月29日リリースの自身初となるアルバム『ANTI HEROINE』に先駆けて、11本のビジュアライザーをYouTubeで公開している。

◆ビジュアライザー

ビジュアライザーは、アルバム収録曲を初出しのビジュアル&映像で表現した作品。そのどれもが全く違う安斉かれんの姿を映し出しており、楽曲を目で見て楽しむことができる。そして、もうひとつ注目して欲しいのが、安斉かれんの書く歌詞だ。独特の感性と言葉選びで紡がれる歌詞は、読んでいるだけで面白い。

本記事ではこのビジュアライザーと歌詞を特集。安斉かれん自身に、楽曲のなかで一番好きな歌詞のフレーズを選んでもらい、そこに込めた思いを語ってもらった。ビジュアライザーを見ながら、安斉かれんがこだわった言葉を聴いてみて欲しい。

   ◆   ◆   ◆



1.「恋愛周辺(Demo)」
──行って戻って吸って吐いて
2人、生き終わりたい──


タイトル通り、恋愛の周辺にある、自分の感情を描きました。恋愛をしていると、どうしても戸惑うことはあるけど、自分で考えて、悩んで、頑張って生きていかなくちゃいけない。とはいえ、恋愛をしている時って、好きな人に気持ちが集中してしまうもの。 “生き終わりたい”という言葉には、その恋愛の究極な形を表現しています。









2.「ギブミー♡すとっぷ」
──Nist & myself──

“Nist”というのは、私のファンクラブに入ってくれているファンの名称なんです。自分と、応援してくれるみんなという意味を込めてこの歌詞を書いたので、私のNistのみんなへの気持ちが届いたら嬉しいです。








3.「おーる、べじ♪」
──なんなら全部野菜だと思お♪──

たとえ理不尽なことを言われたとしても、自分を守るためのスルースキルがあればやっていけるんですよね。イヤなことを言ってくる人のことは、全部野菜だと思えば気にならないから。このスルースキルを身につけてからは、何を言われたとしても、「あれは野菜だ」って思うようになって、メンタルが保てるようになりました(笑)。








4.「未来の音」
──「あと、今日だけ生きよう」 
想像、積み重ねてく──


“未来”と聞くと、明るいものをイメージしがちですよね。でも、その未来を自分の力で明るいものにしなくちゃと考えると、どうしても憂鬱になっちゃうんです。そんな時こそ、“今日だけを積み重ねていくことで未来が生まれる”と思えば、“キラキラした未来だけじゃないよ”と思えるんですよね。“あなただけが未来で悩んでいるわけじゃないよ”って、
この曲を聴いて安心して貰えたら。







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