【俺の楽器・私の愛機】1292「若気の至り」

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【Fender Japan ST57-85LSY】(島根県 ed5150 55歳)



334でご紹介いただいたものです。

その昔、クラプトンが大好きで、しかしながら本物を求める経済力もなかったためFender Japanのクラプトンもどきを手に入れ、修行をしておりました。そこで遅ればせながらEddie師匠を知り、狂ったようにコピーをしたものでした。しかしながら、知人よりMUSICMANのEVHを弾かせて頂いた事でネックフィーリングの大きな違いによりショックを受けたものでした。

非対称のネック、オイルフィニッシュ仕上げ、ともに衝撃を受けたことを覚えています。Cシェイプのネック、これはどうすることもできませんが、オイルフィニッシュ=無塗装と勘違いしていた私は、迷わず剥離剤を使いネックの塗装を剥がしました。

無知な私は満足してガムシャラに弾き倒しました。その後、剥離剤効果でポジションマークが融解したため入れ直したり、色々な後悔をしながらも今に至りますが、ちびてしまったフレットを気にしながらいまだに手にしております。

そもそもこれ以上お金をかける個体でも無いと思いながら、これだけ弾き続けた個体もないので思案中ですが、勇気を振り絞って自力でフレット交換もありかなって考えてます。とはいえ、もう暫くはこのままで扱っていこうかなと思ってます。




   ◆   ◆   ◆

金をかけるほどのものじゃないという思いはよーく分かるけど、長年の付き合いという経験と思い出はプライスレス。ばっちりフレット交換をしてあげたら更に愛着が爆上げしますよ。多分だけど。【俺の楽器・私の愛機】コーナーの猛者たちを見ていると、ワンチャン自分でもフレット交換できるんじゃねーの?って思えてきたりもするんだけどね。しかしレースセンサーでクラプトンの香りが全面に出ているストラトだけど、そっとストラップピンがこうなっちゃっているところに、こじらせたエディ愛がにじみ出ています。こういうギターこそ、誰にもわからない手放せない愛機ってやつなんですよね。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布中されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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