オジー・オズボーン「車いすでもステージに上がる」
Photo: Ross Halfin
オジー・オズボーンは、ツアー活動からは引退したものの、ライヴ・パフォーマンスは何としてでも続けたいそうだ。
彼は『Metal Hammer』誌最新号のインタビューでこう語った。「いいギグもあれば、悪いギグもある程度あった。ギタリストはギターを替えることができる。ドラマーはドラムを替えられる。俺は声が出なくなったら、おしまいだ。昔、ニューヨークのナッソー・コロシアムで公演があったとき、俺は会場に向かう途中で、声が出なくなった。キッズ(ファン)はすでに会場にいる。俺は“ちきしょう、どうしよう?”って思ったよ。とにかく、ステージに立ち、歌おうとした。そしたら、スタンディング・オベーションが巻き起こった。キッズは家に帰るより、悪かったとしても君を観たいんだ」
「俺は、ライヴ・パフォーマンスのために生きている。(今年)ヨーロッパ・ツアーを中止せねばならなかったが、俺は決心している。もし車いすでステージに上がらなければならなくても、俺はもっとギグをやらねば。そこからリタイアすることなんてできない。仕事じゃないんだ。情熱なんだよ。俺は他に何をしたらいいか、知らない。一日中家にいるなんて…。俺はロード・ドッグだ。55年間それをやってきたんだ。俺の人生で起きた最高のものだ」
オジーは10月に米カリフォルニア州で開かれる<Power Trip>フェスティバルに出演することが決まっている。彼は昨年、コモンウェルスゲームズの閉会式とNFLの開幕試合で数曲パフォーマンスしたが、<Power Trip>では2018年12月以来となるフル・パフォーマンスが期待されている。
Ako Suzuki
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