スティング、再結成は「一度はやるべき」

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Photo by Eric Ryan Anderson

ポリスは1986年に活動を終えた後、2003年にロックの殿堂入りしたときに再結成パフォーマンスを行い、2007~2008年にリユニオン・ツアーを開催したが、スティングいわく、一度ならば再結成はお薦めだという。

◆スティング画像

『Music Week』のインタビューで、再結成を検討しているバンドにそれを勧めるかと問われた彼は、こう答えた。「一度なら(笑)。一度はやるべきだね。そして、時期は正しくなくてはならない。ポリスが再結成したとき、時間は十分経っていたし、相応しいタイミングだった。あれは僕の手柄だ。僕の決断だったからね。もう一度やるっているのは善意からだ。もうないかもしれない。でも、僕らはやり、みんながハッピーだった。復縁した母親と父親の最後の情事にね」

スチュワート・コープランドは最近、ポリスの再結成ツアーを振り返り「喜びと苦痛」だったと発言していたが、スティングもそれには同意するそうだ。「ああ、密な関係だからね。一緒にバンドを始め、一緒に暮らし、ヴァンの中で一緒に寝て、ホテルの同じ部屋で過ごす。君の人生はバンドのメンバーと完全に一体化する。強烈だよ。僕らはいまでもお互いのことを愛し、リスペクトしている。でも、僕はバンドにいなくてハッピーだ。より自由がある」

コープランドは最近、『Daily Express』のインタビューで、「僕とスティング、アンディ(・サマーズ)の音楽に対するアプローチはいま、完全に違う。それに、ステージやスタジオで一緒に過ごさない限り、僕らの関係は良好だ」との理由で、ポリスの再結成は考えられないと話していた。



Ako Suzuki
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