ヤマハ、楽器に使用する木材のサステナビリティを考える企画展を開催 「サステナブルキーボード」2種を展示

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▲「サステナブルキーボード」(左:DIYタイプ 右:アンティークタイプ) ※アンティークタイプは実際の展示と一部異なります

ヤマハは、楽器に使用する木材についての情報や木材や森林保全への取り組みを紹介するとともに、関連する試作品の展示を行う『「楽器の木」展』をヤマハ銀座店にて開催。第一弾の「アップサイクリングギター」の展示に続き、第2弾として「サステナブルキーボード」の展示を12月4日まで行う。

ヤマハでは、世界中の人々のこころ豊かなくらしの実現を目指して事業活動をおこなう上で、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを行っている。その中の重要な活動のひとつが、木材資源への取り組み。楽器にはさまざまな木材が使われており、ヤマハは楽器づくりに必要な木材を世界各地から調達している。また、自然環境を保全しながら、高品質な木材を持続可能な仕組みの中で調達するために、日々調査や研究を続けている。このたび、楽器に使用する木材について多くの方に知ってもらい、木材資源のサステナビリティについて考えるきっかけになることを願って、「楽器の木」にまつわる企画展示を開催している。

本展示は、試作品の展示をメインに、木の特徴と音の関係性や、希少木材に代わる素材開発、環境保全への取り組みなどをテーマにしたコラムで構成。木材の実物展示もあり、実際に触れて、見て、体感できる展示内容だ。第2弾では、2種類の「サステナブルキーボード」として「DIYタイプ」と「アンティークタイプ」の試作品を展示。電子ピアノの鍵盤は、通常プラスチックから作られるが、「サステナブルキーボード」には、さまざまな楽器づくりで発生した未利用材を使用。また、白鍵部分に使用されるプラスチックを木材に置き換えることで、製品1台につきプラスチックを1.1kg削減。これらの試みでは、材料の持続可能性だけでなく、木材の新たな質感や表情を作ることも目指した。人々の暮らしで長く愛用される“DIY”と“アンティーク”をコンセプトに、「懐かしいけれど新しい」デザインになっている。「アンティークタイプ」はご自由に演奏できるようになっている。

イベント概要

『「楽器の木」展』第2弾「サステナブルキーボード」
期間:2023年5月31日(水)~2023年12月4日(月)
※ヤマハ銀座店の営業日・営業時間に準じます
会場:ヤマハ銀座店 1階(東京都中央区銀座7-9-14)
料金:入場無料、予約不要
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