【速レポ】<京都大作戦2023>go!go!vanillas、「晴れたぞ!! 好き勝手に楽しんでます!」

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太陽が丘には、やっぱり輝く太陽の光がよく似合う。小雨が降り続く昨日とは打って変わって、7月2日の太陽が丘には朝から夏空が広がった。蒸し暑さも相当だが、照りつける太陽の光は<京都大作戦>に最高のシチュエーションを作っているようだ。

◆<京都大作戦2023> 画像

その<京都大作戦>の源氏ノ舞台に12時5分、登場したのはgo!go!vanillasだ。インストゥルメンタル曲「RUN RUN RUN」がSEとして響くと、オーディエンスはハンドクラップを起こし、同じようにハンドクラップしながら登場した牧達弥、長谷川プリティ敬祐、柳沢進太郎、ジェットセイヤ、サポートの井上惇志。






ジェットセイヤのドラムフレーズを合図に「京都大作戦!!」と歓喜の雄たけびをあげたのは牧達弥だ。go!go!vanillasが選んだ1曲目は、抜群の高揚感と陽気なメロディの「平成ペイン」。去年2022年は牛若ノ舞台に出演した彼らだが、源氏ノ舞台に立つのは今回が初めてのこと。見える景色も牛若ノ舞台とはまるで違うはず。太陽の光に照らされて輝く2万人のオーディエンス、しかも曲とひとつになって躍る楽しそうな姿。それを目にするgo!go!vanillasのメンバーは、テンションも高い。

曲のブレイクではコンダクターのようにスティックを振って、オーディエンスを歌わせるジェットセイヤ。ステージ下手に走り、いろんなオーディエンスとアイコンタクトも交わしながら嬉しそうに弾き続ける長谷川プリティ敬祐。続く「お子さまプレート」で、歌の合間に“THIS IS ROCK'N'ROLL!!”と、今度は狂喜の雄叫びも上げる牧達弥。ES-335の極上ロックンロールサウンドで切れ味あるフレーズを弾きまくるのは柳沢進太郎。「デッドマンズチェイス」では、メンバー4人が入れ替わり立ち代わりメインボーカルを取り、<京都大作戦>の源氏ノ舞台に立った嬉しさも爆発させていく。



「好き勝手に楽しんでます! 今日は、晴れたぞ!! 最高の京都大作戦ができるかなってワクワクしてました。去年、牛若ノ舞台に初めて出させてもらって、そして今年。TAKUMAさんから連絡あって、この源氏のステージに呼んでもらえたぜー! ここからの景色、ずっと待ってました。最高だね。心の中のタガを外して、思いっきり楽しんでってください。俺、ライブが終わった後にバスケもやらなきゃいけないんだよね(笑)。思いっきりブチ上がっていくんでよろしく!」

最新アルバム『FLOWERS』からの「HIGHER」でロマンチストぶりも感じさせるgo!go!vanillasだが、やっぱり、<京都大作戦>では主催バンドの影響だろう。変なスイッチも入るようだ。柳沢進太郎が叫ぶようにオーディエンスに呼びかけた。



「京都大作戦、昨日から祇園祭りのシーズンが来たんじゃないですか。全てのフェスが全部開催して、全部成功して、みんなが全部のフェスに遊びに行って、幸運な思いができるように神輿を担ぎたいんですけど。掛け声、お願いしてもらっていいですか」

すると、その掛け声というのが“コンコン・チキチン・コン・チキチ”である。出番前に10-FEETのTAKUMAから授かったコール&レスポンスだという。一発目のコール&レスポンスは、摩訶不思議な掛け声に、戸惑いと疑問と不安も抱くオーディエンスが大量発生により不発。それでもTAKUMAから授かったお宝のコールゆえ、柳沢進太郎はでかい声を張り上げ続ける。すると、太陽が丘の全体から湧きあがる“コンコン・チキチン・コン・チキチ”という怪現象。曲に突入すれば、謎のコールを授けたTAKUMAもちょこちょこ飛び入りしては、ジャンプしたり、指さしたり、大騒ぎ。そればかりではなく、日曜日の朝のありふれた光景のごとく、go!go!vanillasの演奏中にジョギングで横切る。


楽しさとおもしろさと興奮とメンバーの熱狂ぶりが渦巻くステージと、go!go!vanillasが放つ爽快にして熱いロックンロールに、<京都大作戦>のオーディエンスは躍り狂った。

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎青木カズロー

セットリスト

1. 平成ペイン
2. お子さまプレート
3. デッドマンズチェイス
4. HIGHER
5. カウンターアクション
6. エマ

■10-FEET主催<京都大作戦 2023 〜今年は可能な限り全フェスに参加してくだ祭!〜>

7月1日(土) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
7月2日(日) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
open9:30 / start11:00 ※20:00終演予定
〒611-0031 京都府宇治市広野町八軒屋谷1
●出演者 ※50音順●
▼7月1日(土)
【源氏ノ舞台】クリープハイプ / Ken Yokoyama / dustbox / 10-FEET / Fear, and Loathing in Las Vegas / 04 Limited Sazabys / ヤバイTシャツ屋さん / ROTTENGRAFFTY
【牛若ノ舞台】ANARCHY / Wienners / かずき山盛り / KUZIRA / 東狂アルゴリズム / バックドロップシンデレラ / FOMARE
▼7月2日(日)
【源氏ノ舞台】ACIDMAN / ORANGE RANGE / go!go!vanillas / coldrain / 10-FEET / Dragon Ash / マキシマム ザ ホルモン / WANIMA
【牛若ノ舞台】a crowd of rebellion / ammo / ENTH / おとぼけビ~バ~ / w.o.d. / NUBO / Hakubi
▼両日開催
【鞍馬ノ間】※7月2日の出場チームはトーナメント結果による
EGOLA / 大阪籠球会 / TEAM-S / TEAM NICK / TEAM Happy FROM SOMECITY OSAKA / TEAM FUKUOKA / TEAM Lucky FROM SOMECITY OSAKA / ちきゅう
※アーティストは都合により変更になる場合がございます。その際、チケット代金の払い戻しは実施されません。
▼チケット ※Sold Out
【通常札】
・1日券 8,800円(税込)
・2日通し券 17,600円(税込)
【童札(わらべふだ)】
・1日券 3,300円(税込)
・2日通し券 6,600円(税込)
※童札は、2023年7月時点で小学生(生年月日が2011年4月2日〜2017年4月1日)の方が申込み可能。必ず大人の方(通常札購入者)と一緒に来場してください。童札のみでの入場はできません。


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