ドライヴ・ライク・ジーヒューのリック・フローバーグが死去
アメリカのポスト・ハードコア・バンド、ドライヴ・ライク・ジーヒューとホット・スネイクスのフロントマンだったリック・フローバーグが、6月30日、55歳で亡くなった。
◆リック・フローバーグ画像
『Pitchfork』や『NME』など音楽メディアが訃報を報じた翌日(7月2日)、バンド・メイトのジョン・レイス(G)がインスタグラムに声明を掲載し、「リックが昨晩、突然、息を引き取った。自然死だった」と伝えた。
「彼のアートは人生をよりいいものにした。彼がアートとロックンロール以上に愛した唯一のものが友人たちだった。彼は、その創造性、ヴィジョン、この世に美を持ち込む才能で、永遠に人々の記憶に残るだろう。リック、愛してる。この先の人生ずっと、君のことを恋しく思う」と、追悼の言葉を寄せている。
その後、フローバーグのインスタグラムに投稿されたメッセージによると、「診断未確定の心臓の病気」が原因だったという。
フローバーグは80年代半ばに米サンディエゴでピッチフォークに加入。1990年に解散した後、一緒に活動していたジョン・レイスとドライヴ・ライク・ジーヒューをスタートし、『Drive Like Jehu』(1991年)と『Yank Crime』(1994年)の2枚のスタジオ・アルバムをリリースした。バンドはカルト的人気を得たものの、翌年、活動を停止。フローバーグとレイスは、新たにホット・スネイクスを結成した。
フローバーグは亡くなる2週間ほど前、笑顔の写真をインスタグラムに投稿し、ホット・スネイクスのニュー・アルバムが完成間近だと伝えていた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『The Tortured Poets Department』が3週連続1位
全英アルバム・チャート、デュア・リパの最新作『Radical Optimism』が1位
名エンジニア/プロデューサーのスティーヴ・アルビニが死去
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が2週目の1位
全英シングル・チャート、サブリナ・カーペンターが初の1位
全英チャート、21世紀に入り最も売れた1970~1990年代のアルバムのヴィニール盤ランキング発表
全米シングル・チャート、テイラー・スウィフトの楽曲が14位までを占める
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが14作目の1位
全英アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが12作目の1位