ブリング・ミー・ザ・ホライズン、新作は「エモやハードコア音楽へのオマージュ」

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ブリング・ミー・ザ・ホライズンのフロントマン、オリヴァー・サイクスが、来月リリースする新作『POST HUMAN: NeX GEn』のインスピレーションについて語った。彼が好きだったハードコア・ミュージックやエモへのオマージュ的作品になっているという。

◆ブリング・ミー・ザ・ホライズン動画、画像

先週、米デトロイトのラジオ局WRIFの『Talkin' Rock with Meltdown』にゲスト出演したサイクスは、新作についてこう話した。「これは、俺らが『Post Human』シリーズと呼び、制作している4枚のEPの一つだ。それぞれが独自のサウンドを持つ。そして新作は、俺がロック・ミュージックに夢中となり、ハードコア、ポスト・ハードコア・エモの領域にたどり着くきっかけとなったバンドたちに傾倒している。俺が初めて行ったコンサートはリンキン・パークだった。でもその後、もっとストレート・エッジなハードコアのライヴやパンクのライヴに行くようになった。地元のパブでやってたライヴなんかもね。そして、グラスジョーやAMERICAN NIGHTMAREのようなバンドを知った。新作は間違いなく、それらへのオマージュだ。それに、フォール・アウト・ボーイやマイケム(マイ・ケミカル・ロマンス)らのエモへもね。テイキング・バック・サンデイとかも」

「新作にはそういうフィーリングがある。でも、その方向へ進もうとしたことで、コンテンポラリーでモダンな新しい感覚も生じた。(サウンドは)あの時代の懐かしさがありつつ、新鮮でもある」

2020年リリースの『POST HUMAN: SURVIVAL HORROR』に次ぐ、ポスト・ヒューマン・シリーズ第2弾『POST HUMAN: NeX GEn』は9月15日に発売される。

ブリング・ミー・ザ・ホライズンは10月終わりに来日し、彼らがキュレートするフェスティバル<NEX_FEST>と<NEX_FEST -Extra->を開催する。


Ako Suzuki
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