【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「シズル/シズラー(シンバル)」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そうなの?的なものから、世界の民族楽器まで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第114回のお題は「シズル/シズラー」です。

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Photo by Sami Abdullah: https://www.pexels.com/photo/close-up-shot-of-drum-cymbals-12765353/

シンバルのシズラーは、パーカッション楽器の一部で、シンバルに取り付けられるアクセサリーのこと。シズラーは、シンバルの音を特定のエフェクトやテクスチャーで変化させ、よりリッチで興味深いサウンドを生み出すのに役立つ。

シズラーは、通常、細長い金属のストリップまたはチェーンで構成されている。これらのストリップまたはチェーンは、シンバルの穴の端に取り付けられ、シンバルが演奏される際に振動し、シンバルの音にシズリング(Sizzle)効果を加える。この効果は、シンバルの響きを長く持続させ、よりリバーブやテクスチャーを加えることで、音楽の表現力を向上させる。

シズラーは、ジャズやラテン音楽、一部のロックミュージック、さまざまな実験的な音楽スタイルで使用されており、特にシンバルの音を独特かつ興味深い方法で変化させたい場合に役立つ。演奏者は、シンバルにシズラーを取り付けることで、サウンドのバリエーションを増やし、より表現豊かな演奏が可能になるといえる。

シズラーは、さまざまなデザインやサイズで利用可能で、演奏者の好みや音楽の要求に合わせて選ぶことができる。また、シンバルに取り付けられるため、演奏中に簡単に取り外すことも可能だ。

文・編集部




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