ローランド、完全ワイヤレスのデスクトップ・アンプを発売

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ローランドが、低レイテンシーを実現した当社のワイヤレス技術と、アンプとしての高いクオリティを融合した完全ワイヤレス・ギター・アンプ『KATANA-AIR EX』を10月14日に発売する。

『KATANA-AIR EX』は、2018年に登場した「KATANA-AIR」の上位モデル。独自開発のワイヤレス・システムによる利便性をそのままに、サウンド面で大幅なアップグレードが施されている。より口径の大きい5インチのカスタム・スピーカー2基とバスレフポートを備えた木製キャビネットを採用し、上質なサウンドとレスポンスを実現。プレイヤーのタッチに対して、ダイナミックに反応。また、iOS/Android端末とBluetooth接続により、ワイヤレスでオーディオ再生や専用アプリでの音作りや、YouTubeコンテンツと連動した練習を行うことができる。

●表現力豊かなギター・アンプのトーンとレスポンス


『KATANA-AIR EX』は、ダイナミックなサウンドと本格的なトーン・スタック回路を備えた5つのアンプ・タイプを搭載。ハイゲイン・サウンドを生み出す「BROWN」、透き通った「CLEAN」など、さまざまな音楽スタイルにおいて、表現力のあるサウンドが得られる。また、フラットな特性の「ACOUSTIC/BASS」では、色付けのないナチュラルなエレクトリック・アコースティック・ギターのサウンドや、パンチあるベース・サウンドを得ることが可能。バスレフポートを備えたこだわりの木製キャビネットと、5インチ(12cm)のカスタム・スピーカー×2基の採用により、ステージ・アンプのようなサウンドとレスポンスを実現。バスレフポートにより、キャビネット内の空気の流れをコントロールすることで引き締まった低音を実現。ハイゲインなディストーション・サウンドはもちろんのこと、ベースにも使える。

●快適な演奏環境を提供する独自開発のワイヤレス・テクノロジー


『KATANA-AIR EX』は、安定した接続と低レイテンシーを実現するワイヤレス・テクノロジーを搭載。『KATANA-AIR EX』に同梱のトランスミッターをギターに接続するだけ。アンプとトランスミッターのペアリングは、トランスミッターをアンプ本体の充電用「ドック」に差し込むだけで完了。最も安定した回線が自動的に選択され、複雑な操作は必要ない。なお、トランスミッターは1回の充電で最大12時間の連続使用が可能。入力信号がない状態で一定時間が経過すると自動的にスタンバイ・モードに移行。再度演奏を始める際には、ギターに装着したトランスミッターの振動を『KATANA-AIR EX』が感知、自動的に電源がONになり、すぐに演奏を始めることができる。

●さまざまなシチュエーションに対応する高い汎用性


『KATANA-AIR EX』は、ステレオの「LINE OUT」端子を備えており、ミキサーなどの音響機器に接続することが可能。この「LINE OUT」端子には、スピーカー・シミュレーターを経由した信号が出力されるため、PAシステムなどとの組み合わせにより、臨場感のあるギター・アンプのサウンドを大音量で鳴らすことができる。また、オーディオ・インターフェイス機能を備えたUSB端子を装備しており、DAWソフトウエアへの出力も可能。音の出せない環境では、「PHONE」端子にヘッドホンを接続し、ダイナミックなアンプ・サウンドを楽しむこともできる。さらに、オーディオ再生もフルレンジで行うことが可能、高品位なBluetoothスピーカーとしても使える。『KATANA-AIR EX』は電池駆動(※)にも対応しており、電源の確保が難しいシチュエーションにおいても使用が可能。

●スマートフォンとの接続で広がるアプリケーション


『KATANA-AIR EX』の専用アプリである「BOSS TONE STUDIO for KATANA-AIR」(iOS/Android対応)には、音色のエディットに加え、練習に役立つ多くの機能を搭載。YouTubeのソングリストの作成や動画のリピート再生ポイントの指定、再生速度の変更など設定することができる。また、モバイル端末とBluetooth接続を行うことで、より緻密な音色のエディットを行うことができる。オンライン・プラットホームの「BOSS TONE EXCHANGE」を経由して、ユーザー同士で音色の共有を行うこともできる。



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