ダフト・パンク、ドラムレスの『ランダム・アクセス・メモリーズ』発売決定

David Black (c) Daft Life Ltd

第56回グラミー賞において、主要5部門すべてで受賞を果たすなど世界的に大ヒットしたダフト・パンクのアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』(2013)。2023年5月の同作品の10周年記念盤リリースから約4ヶ月、今回はアルバム収録楽曲の《ドラム抜き》音源が収録された『ランダム・アクセス・メモリーズ (ドラムレス・エディション)』が11月17日(金)に発売される。

ドラムの音色が一切抜かれたアルバムのリスニング体験は、まったく新しい感覚を生み出す。「ウィズイン (ドラムレス・エディション)」では、ダフト・パンクの盟友であり作曲家・ピアニストとして名を馳せる名音楽家チリー・ゴンザレスによる叙情的なピアノ演奏がより一層際立った美しさを感じさせるということ。一方で、「ゲット・ラッキー」や「ルーズ・ユアセルフ・トゥ・ダンス」など、音楽史に残る名曲が《ドラム抜き》によって、どのように生まれ変わるのかアルバム発売を楽しみにしよう。なお、海外ではCDと2枚組アナログ盤も発売。また、アルバム収録の「ウィズイン (ドラムレス・エディション)」先行配信も開始された。

▲『ランダム・アクセス・メモリーズ (ドラムレス・エディション)』アナログ盤

ダフト・パンクは『ランダム・アクセス・メモリーズ』10周年記念の一環として、アルバムに参加しているアーティスト、コラボレーターであるジュリアン・カサブランカス、チリー・ゴンザレス、DJファルコン、トッド・エドワーズらがアルバム制作を振り返る『メモリー・テープス』を公式YouTubeチャンネルで公開中。ファレル・ウィリアムス、ナイル・ロジャース、ポール・ウィリアムス、クリス・キャスウェルらとのエピソードも近日公開予定とのこと。各エピソードには、新たなインタビューに加え、アーカイブ映像やダフト・パンクのアルバム制作時の未公開スタジオ映像なども収録する。