【俺の楽器・私の愛機】1474「仲間が欲しい」

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【北折のピックギター 詳細は不明】(長野県信濃町 50からのジャズライフ 51歳)


ジャパンビンテージが高い評価を受ける時代のなかで、愛知にあった「北折」って、どういう扱いなのでしょうか。というか、ほとんど知られていないギター工房という感じなのでしょうか。

私は偶然、ご子息と同級生だったので、「やたら高級なアコギを作っているところ」というイメージが刷り込まれていたのですが、ほとんど知っている方はいないんでしょうね。人と同じじゃ嫌と思いつつつも、他に使っている人を見たことがないとなると、一抹の寂しさを感じるという、揺れる乙女心のような感覚で楽しんでおります。

出会いは突然。旅先で立ち寄った京都のリサイクルショップで、改造がされている、エンドにクラックが少し入っているということで、ジャンク扱い、1万円強で売られていました。

え、マジですか?

もともとはピックギターだったと思うのですが、入手した際は、ゴールドフォイルっぽいPUがフローティングとして付けられていました。これはこれで味があるのですが、PUの出力が低く、使いづらかったので、ダンカンのSH-2 JAZZの脚を削って取り付けてみました。素直なフルアコサウンドが出ます。

普段は、アンプに通さずアコギとして弾くことが多いのですが、これがまた悪くありません。となると、もともとのピックギターのキャラクターも生かしたいと、改造癖が出てしまいます。最近のエレアコの人に多いデュアルピックアップの考え方を参照して、コンタクトピエゾをボディ内に取り付け、ステレオアウトでアンプに繋いでみたら、いい塩梅。

ただ、自宅などではvolポットでそれぞれのバランスを取っていますが、ライブなどでの実用は難しいですね。となると、実戦投入のために、フットボリューム型のブレンダーが欲しいのですが、既製品を見たことがなく。
ボリュームペダルを改造して、プリアンプ付きブレンダーでも作ってみますかね。





   ◆   ◆   ◆

北折ギター、初めてみました。もともとはクラシックギターをメインに作られていた工房みたいですね。そもそもスチール弦のアコギも少なかったみたいですし、こういったピックギターはレア中のレアなのでしょうね。ヘッドのロゴも、これは寄木なのかな。花をモチーフにしたようなヘッドインレイが2つ縦列しているのを見ても、かなり期待の入ったハイエンドモデルだったんじゃないのかなと思いを馳せます。はやり手工できちんと作られたギターは、何十年経っても衰えを見せない本質的な凄みがありますね。正しくお宝と言える1本とお見受けしました。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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