全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが5作トップ10入りで史上初の快挙
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトが10月終わりにリリースした再レコーディング・シリーズ最新作『1989 (Taylor’s Version)』が先週の2位から再浮上し、非連続3週目の1位に輝いた。
テイラーは今週、『Midnights』(2022年)が3位、『folklore』(2020年)が5位、『Lover』(2019年)が6位、『Speak Now (Taylor’s Version)』(2023年)が10位と計5作がトップ10圏内に入った。これは、Billboard 200チャートが1963年8月にモノラル・アルバムとステレオ・アルバムのチャートを統合して以降、活動中のアーティストでは初の快挙だという。
2016年にプリンスの5作がトップ10入りしているが、これは彼の死後だった。
先週トップだったドレイクの『For All The Dogs』は2位に後退。今週新たにトップ10入りした新作はなかったが、クリスマス・シーズンの到来を受け、マイケル・ブーブレのクリスマス・アルバム『Christmas』(2011年)が先週の24位から大きく再浮上し、9位に再エントリーしている。
Ako Suzuki
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