【インタビュー】IBERIs&、4thシングルは美しく輝くダンスポップな新世界「30年後も歌っていたい」

ポスト
no_ad_aritcle

2023年3月にメジャーデビューした8⼈組声優ガールズユニットIBERIs&が同年12月20日、4thシングル「Magic Hour / &er」を配信リリースした。「Magic Hour」は、“美しい魔法の中で輝き続けるダンスポップソング”をテーマに、サンバテイストと煌びやかなボーカルが新鮮なナンバーだ。一方の「&er」は、IBERIs&のファンネーム“&er (アンダー)”をタイトルにしたものであり、ライブでお客さんと一緒に盛り上がれる要素が満載されている。どちらも開放的なサウンドを明るく表現しているメンバーたちの歌とダンスに注目していただきたい。また、衣装は前作のドレッシーなものから一転してカジュアルなスタイルへ。一人ひとり全く異なる衣装がメンバーそれぞれの個性を反映している。

◆IBERIs& (イベリスアンド) 画像 / 動画

先ごろ開催されたファンミーティング<FFBE FAN FESTA 2023>に『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』公式応援アーティストとして出演するなど、活動の幅をますます広げるIBERIs&から、⼩川華果、⻄尾桃⼦、三波春⾹が新たな境地を切り拓いた4thシングル「Magic Hour / &er」について語った。


   ◆   ◆   ◆

■メジャーデビューしたのが
■2年くらい前みたいに感じます


──毎回シングルで新しい一面を見せてくれますね。

⻄尾:曲が増えるとライブでのお客さんの盛り上がり方も変わって、大切な思い出がさらに増えていきますね。

三波:新しい曲をいただくたびに新しい発見がありますし、挑戦できていることを感じます。まだまだ皆さんにお見せしていない面があるんですよ。

⻄尾:でも今回の2曲は、お客さんの前で既に披露しているんです。

三波:皆さんに聴いていただけている曲がシングルになるのは珍しいパターンですね。これからも新しいジャンルに挑戦していきたいです。

──メタルとか?

三波:それはびっくりかも。

⻄尾:でも、デス声が得意なメンバーがいるんです。

⼩川:園⽥れいです。メタルの曲を歌う際は彼女に任せます。


▲小川華果

──メンバーそれぞれの得意なことを活かせるのが、グループ活動の良さですよね。

三波:はい。はなちゃん(⼩川華果)はカショメン(歌唱が得意なメンバー)なので、しっとり目な曲とかもやってみたいですね。1人1人にフォーカスした曲が増えていくと嬉しいです。

──楽曲リリースのペースが速いですね。

⼩川:はい。怒涛の勢いで過ぎていった1年間です。

三波:今回で、もう4枚目のシングルなんですよね。

⻄尾:メジャーデビューしたのが、2年くらい前みたいに感じます。それくらいの密度でした。

三波:この1年で2歳老けたのかも。それは嫌だ(笑)。歌もダンスもたくさん練習しました。メンバー同士で教え合うのが日常なんですけど、ダンスは西尾と⽇菜が教えてくれます。

⻄尾:最近悩みがあるんですけど…。

⼩川:どんな悩み?


▲西尾桃子

⻄尾:“もっと強く言いたい”って思うようになっていて。「ダンスリーダーです」と表向きには言っていますけど、リーダーとしての行動をまだできていないように感じているんです。もうちょっとメンバーにいろいろ伝えたいんですけど、どうやって伝えたらいいのかわからなくて。

三波:じゃあ、お試し期間でいろいろ言ってもらって、私が泣くことによって加減がわかっていくのとかどう?

⻄尾:鬼のダンスリーダーになっていいんですか?

三波:うーん…めちゃめちゃ目を泣き腫らすかもしれないですけど。

⼩川:怖いですねえ(笑)。

⻄尾:私はダンスを感覚的にやっているタイプなので、感覚的に踊っていないメンバーにどうやったら伝わるのか、まだわからないんですよね。

三波:私は頭で考えながら踊っているので、質問すると通じないこともあるんです。

⻄尾:ダンスを言葉にするのは難しい。でも、言葉で伝える職業の声優ですから、その辺も頑張っていきたいです。

三波:今回の新曲「Magic Hour」はサンバのリズムですし、踊ったことがないジャンルなので、説明されてもよくわからなかったりしたんです。だから西尾は大変だったと思います。

──西尾さんはダンスリーダーですが、小川さんは何のリーダーですか?

⼩川:私は歌リーダーを務めているから、なかなかみんなと一緒に練習する機会がないんですよね。

三波:歌は個人で練習することが多いので。


▲三波春香

──では今この場で、小川さんから⻄尾さんと三波さんに、歌の極意を何か教えて差し上げてください。

⼩川:極意ですか? なんでしょう…まずデモ音源に入っているのと近い歌い方をして、その後に自分なりのニュアンスをつけていくのがいいんだと思います。あとラップの英語の発音を全員で統一しないと、音源にする時に使いにくい部分があるかもしれない。

三波:なるほど。勉強になりました。

⻄尾:気づいていなかったポイントです。

──三波さんは、何のリーダーですか?

三波:グループ内のリーダーは“演技、歌、ダンス”の3つあるんです。演技リーダーは⼤橋海咲で、私は肩書みたいなのを持っていないんですけど、自称して言うのならば…では発表します。

⼩川:なんだろ?

三波:相談リーダーです。よくメンバーから相談事をされるので。みんなの話を聞いて癒してあげています(笑)。

⻄尾:たしかにそうですね。話をいっぱい聞きながら共感してくれるタイプです。

三波:単にアドバイスの言葉が出てこないだけなんですけど。

⼩川:でも、アドバイスをしてくれる時もあるんですよ。本当に悩んでいる際に相談しやすい。


──“○○リーダー”みたいなのは、どんどん自称していけばいいんじゃないですか?

三波:全員がそういうのを持っていたら、みんなで向上していけるかもしれないですね。

──例えば“ケータリングを残さずに全部食べるリーダー”とか。

⼩川:それ、既にいますね。

三波:園⽥れいです。

⻄尾:全部綺麗に食べてくれますから(笑)。

◆インタビュー【2】へ
この記事をポスト

この記事の関連情報