【俺の楽器・私の愛機】1534「恋人を待ちわびて」

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【Fender USA&JAPAN Telecaster】(埼玉県 おかか 34歳)


15年ほど前に購入したテレキャスター。

中古で見かけたのですが、ネックとボディが別々の物がセットアップされているらしく、USAの75年製のネックに、98年製でインチ規格という事以外は詳細不明というボディ。

当時バタースコッチのテレキャスターがどうしても欲しく、「USA製のネックだし、値段もそこそこするからきっと良い物だ!」と学生ローンでお金を借り購入。

その後、色々調べていくうちに、JAPAN製で海外輸出向けに製造されていたモデルという事が判明。

ちょっと残念(笑)でしたが、沢山のライブを共にした1番の愛機。

きっと前のオーナーが並々ならぬこだわりで組み合わせたオンリーワンのギターなんでしょうね。

もしかしたら、この世界のどこかに片割れの組み合わせのテレキャスターがあるのかな。(離れ離れになった恋人を待ってるみたいで格好いいなー、コイツ)

そうだとしたら、いつか巡り会いたいな。





   ◆   ◆   ◆

ポリ塗装が剥がれるこの感じやヘッドだけラッカー焼けが進むという70年代ならではの特徴が興奮を呼び起こしますなあ。1970~1980年代はCBSフェンダーもただの中古でしたし、音楽の発展とともにギターも様々な進化を遂げていた時代でしたから、ネックもボディもパーツもバラバラにして組み上げるようなコンポーネントも盛んに行われていました。このギターもそんな時代を生き抜いてきたのでしょうね。私も最高の一本が作りたくて複数のストラトを一本にがっちゃんこした思い出があります。そういやジミヘンの部屋も、押し入れを開けたらボディとネックがガラガラこぼれ落ちてきたという都市伝説がありますよね。ニコイチフェンダー、意外と少なくないのかもしれません。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

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