ヒューイ・ルイス、ボブ・ディランが彼のために作ってくれた曲を紛失

ヒューイ・ルイス＆ザ・ニューズのフロントマン、ヒューイ・ルイスは、80年代、彼らのアルバムを気に入ったボブ・ディランから曲を贈られたそうだが、それをレコーディングしなかったどころか、貰ったカセットテープを紛失してしまったという。

今週月曜日（3月18日）にアメリカで放送されたトーク番組『Jimmy Kimmel Live!』にゲスト出演したルイスは、「ビッグ・ミステイク」と表するその出来事についてこう語っている。「彼はカセットと素敵なメッセージを僕に送ってくれた。この前のアルバムが気に入った、これが君への曲だって。僕はそれをレコーディングしなかったばかりか、そのカセットがいまどこにあるのか、わからない」

なぜレコーディングしなかったのかと問われると、「わからない」「思い出せない」と答え、「ビッグ・ミステイクだった。なんて言ったらいいんだ。申し訳ない」「間違いだった。自分への戒めだ。ボブ・ディランが曲を送ってきたら、レコーディングしろ」

カセットテープは捨てたとは思えず、「僕の何千本もあるカセット・コレクションの中にあるはずだ。多分、最終的には見つけられるだろう」との希望を抱いているという。

ヒューイ・ルイス＆ザ・ニューズは、彼らの音楽にインスピレーションを得て制作されたコメディ・タッチのミュージカル『THE HEART OF ROCK AND ROLL』が今月終わりから米ブロードウェイで上演される。


Ako Suzuki