エイドリアン・ブリュー、キング・クリムゾン・プロジェクトの詳細を発表

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エイドリアン・ブリューが新たに結成したキング・クリムゾンの楽曲をプレイするプロジェクト、BEATが、公式サイトやSNSアカウントを開設し、ツアー日程を告知した。

BEATは、エイドリアン・ブリュー、キング・クリムゾンのベーシスト、トニー・レヴィン(B)、ギタリストのスティーヴ・ヴァイ、トゥールのドラマー、ダニー・ケアリーのラインナップで、エイドリアンが在籍時に制作されたキング・クリムゾンのアルバム『Discipline』(1981年)、『Beat』(1982年)、『Three Of A Perfect Pair』(1984年)からの楽曲をパフォーマンスする。ロバート・フリップもこのプロジェクトを承認、支援している。

BEATのツアーは、9月12日にカリフォルニア州サンノゼで開幕し、現時点、11月8日までに北米各地で42公演を行う予定。

このプロジェクトをBEATと名づけたのはフリップで、エイドリアンはその経緯について『Ultimate Classic Rock』にこう話している。「ロバートに、これが僕の計画だと伝えたんだ。いろんなことを話し、たくさん質問された。彼から、“なんて呼ぶつもりなんだ?”って訊かれた。プロデューサー達は、僕の名を入れた名前を考えてた。僕はあんまり好きじゃなかったんだけどね。このバンド全体を象徴しているとは思えなかった。でも、とりあえず、ロバートにそれを伝えたんだ。彼らは、クリムゾン・ブリューって呼ぼうとしてたんだよ。彼(フリップ)は“ふーん、そうか”って言ってた。彼が躊躇しているのがわかった。それで、僕は“僕もあまり気に入っていない。これでいいとは思ってない。でも、君ならなんて名にする?”って言ったんだ」

フリップは少し考えた後、「僕はビジネスなんかで、長年、”Discipline“を使ってきた。13ね間、君とトニー、パット・マステロットは、君らのバンドの陣営を”Three Of A Perfect Pair“って呼んでたよね。ならば、”Beat“はどうだ?」と提案してきたという。

BEAT(tour)のSNSでは、4人のアーティスト写真がお披露目されたほか、ツアーのティーザーも公開している。

Ako Suzuki
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