ロバート・プラント、自分のバンドPriory Of Brionで満喫中

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 Jimmy PageBlack Crowesと組んで米国中のステージを駆け巡って(少なくとも最近、背中を痛めて何週間か休まざるをえなくなるまでは…)派手に活動している一方、Robert Plantは最近ではツアーについてまったく違う方法を選択しているようだ。

 Plantはフォーク/ブルースバンド、Priory Of Brionと共に英国内の小さな会場を回っている。ほとんどのライヴは、宣伝さえしていない。Plantにとっては、他のやり方は問題外のようだ。

 最近の英国The Times紙のインタヴューによれば、今の形態は過去の反動だと元Led Zeppelinのシンガーは語っている。
「あらゆるタイプの“ロックンロールの狂気”を見てきた。その世界から出来限り離れているのが、今の形なんだ。自分が大胆なことをしているとは思っていない、ただ単にまともに思えることをしてるんだ」

 今のバンドにもっと大きくなって欲しいかとの質問に、Plantは真剣に考え、非常に慎重に答えた。
「ある意味、次の段階へと進んでいきたいとは思う。しかしそれと同時に、“ロックンロールの乱痴気騒ぎ”に再び関わっていかなければ(進めることは)出来ない。…これ以上大きくなって欲しくない。奥底の地下室で何にも無いところから始めて作り上げてきたんだ。すべてやってきた後に、一巡りして今のような振り出しの形に戻って演っているを大半の人はたいしたことじゃないと思うかもしれないけど、僕にとってはすごく刺激的なんだ」

 現状のままでいたいという思いの真剣さを強調するようにPlantはこう言っている。
「もし、今のが“ロックンロール”になり過ぎてきたら、数ヶ月、モロッコにでも行くよ。純粋に楽しんでいるだけなんだ」

記:Bruce Simon、ニューヨーク
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