スヌープ・ドッグがルーツに戻って人気復活

ポスト
ラッパーのSnoop Doggの最新アルバム『Tha Last Meal』が1週間で37万5000枚以上を売り上げ、Billboard 200アルバムチャート9位に輝いた。No Limit/Priorityレーベルからの最後のアルバムとなる最新作は、Doggのルーツである西海岸サウンドに戻った作品となっている。今までにNo Limitでリリースされた『Da Games Is To Be Sold Not To Be Told』('98)、『Top Dogg』('99)の2作品は、Beats By The Poundのプロデュースにより南部色の強いサウンドに仕上がっていた。Snoop Doggを人気者に押し上げた西海岸ギャングスタ・サウンドに魅せられいたファンは、この新しい南部風Snoop Doggに難色を示していた。

新アルバム『Tha Last Meal』ではおなじみのサウンドが戻ってきた。Doggの師、Dr.Dreが何曲かプロデュースしている他、Timbaland、Meech Wells、Battlecat、Jelly Roll、Scott Scorchもプロデュースに参加。ゲスト・ヴォーカルにはKokane、Rage、Kurupt、Nate Dogg、Eve、MC Ren、Ice Cube、Master P、The Eastsidazなどの顔ぶれが並んでいる。

Yves Salomon、ニューヨーク
この記事をポスト

この記事の関連情報