グラミー賞:ライヴ・アルバムで3部門にノミネートされたシェリル・クロウ

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1月3日(水)、ロサンゼルスで第43回Grammy Awardsの候補者が発表され、Sheryl Crowがライヴ・アルバム『Live From Central Park』で3部門にノミネートされた。このアルバムは、ニューヨークの有名なセントラル・パークで行われTV放映されたライヴにあわせて制作され、実際には'99年の末に発売されていた。

今回、アルバムに収録されている“There Goes The Naiborhood”がBest Female Rock Vocal Performance(ベスト女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス)にノミネートされ、Fiona Apple(“Paper Bag”)、Melissa Etheridge(“Enough Of Me”)、Alanis Morissette(“So Pure”)、Patti Smith(“Glitter In Their Eye”)らと賞を争うことになる。

他にはアルバムからのデュエット曲、2曲がノミネートされている。Sarah McLachlanとのデュエット、“The Difficult Kind”がBest Pop Collaboration with Vocals(ヴォーカル曲のベスト・ポップ・コラボレーション)に、Dixie Chicksをフィーチャーした“Strong Enough”がBest Country Collaboration with Vocals(ヴォーカル曲のベスト・カントリー・コラボレーション)にそれぞれノミネート。

90年代を通して、7つの受賞歴を持つベテラン・シンガーソングライターのCrowにとって、今回のノミネートは決して目新しいものではない。LAUNCHではCrowにインタヴューし、今年のGrammy候補に選ばれたことは、いまさらどうということもないのではと聞いてみた。

「とんでもないわ。いつだって、ノミネートされることを予想してるなんてことはないんだけど、今回は本当に驚いたわ。だって、3曲ともライヴ・アルバムからだし、それに今年は幅広いジャンルからたくさんのアーティストが活躍している中で、私のちっぽけなライヴ・アルバムがノミネートされるなんて。本当にすごくうれしいし、驚いてるわ」

彼女は、世間はこのアルバムの存在にさえ気づいていないのではないかと思っていたという。
「正直なところ、人々がこのアルバムが発売されていることを知ってるかどうかさえわからなかったの。TV放映と一緒にアルバムも出てることに気づいてないと思ってた。だから最高ね。たぶんこれで、もっといろんなところで知ってもらえるわ」

第43回Grammy Awards授賞式は、2月21日にロサンゼルスのStaples Centerで行なわれる。

Neal Weiss、ロサンゼルス
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