ジャネット・ジャクソン、“All For You”誕生の裏話を語る

ポスト
Janet Jacksonのナンバーワン・シングル“All For You”を聴いて、Changeというグループを覚えている人は“アレ?”と思ったかもしれない。Changeは'80年代に活動していた、Chic風のディスコ/R&Bグループで、2ndアルバムまではLuther Vandrossがメイン・ヴォーカルを努めていた。JacksonのプロデューサーのJimmy Jamは、VandrossがヴォーカルをとっているChangeの“The Grow Of Love”のサウンドを借りて、“All For You”の印象的なベース・サウンドを作り出したのだ。

Jacksonが“All For You”が出来るまでのエピソードをLAUNCHに話してくれた。
「彼(Jimmy Jam)が、私が懐かしがるだろうと思って曲をかけたんだけど、私は聴いたことが無かったの。彼は“OK、わかったよ、冗談言ってんだろ”って言うし、私が“違うの、Jimmy。ホントに知らないの”って言い合ってたら、そこに私の友達がひとり入ってきて、いきなり“ああ、“Glow Of Love”じゃない!”って言って(リズムにあわせて)指を鳴らし始めたのよ。それで私は、“ちょっと待った。こっちは私より年上で、こっちは私より年下よね。ってことは、この曲が流れてた頃、私はいったいどこにいたわけ?”って思ったわ。どっかの男にメロメロになってたかなんかで気づかなかったに違いないわね。だって、ホントにその曲を知らなかったんですもの。でも、気に入ったんで、“この曲、好きよ”って彼に言って、それで“All For You”に使うことにしたの」

完成した新アルバム用の曲をすべて聴いた後、『All For You』がアルバムのタイトルとしてもふさわしいという結論に至った。
「私にとってあの曲はアルバム全体を表してるの。どんなに活気があって、明るく、楽しいアルバムかっていうね」

Jacksonは、4月26日(木)にNBCのTV番組『The Tonight Show With Jay Leno』に出演する。

Jason Gelman、ニューヨーク Gary Graff、デトロイト
この記事をポスト

この記事の関連情報