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アラニス・モリセット、グラミー受賞作品を抑えて1位を獲得

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オー・ブラザー! オリジナル・サウンドトラック』やAlicia Keysの『Songs In A Minor』、U2の『All That You Can't Leave Behind』といった、グラミー受賞作品が急速な売上げの伸びを見せる中、Alanis Morissetteの『Under Rug Swept』が今週のBillboard 200アルバム・チャートで初登場1位を獲得した。カナダ出身のスターMorissetteの5thアルバム『Under Rug Swept』は今週、21万5000枚の売上げを記録。これにより、彼女のスタジオ・アルバムは'98年の『Supposed Former Infatuation Junkie』に続いて、2タイトル連続で初登場1位を記録したことになる。

Morissetteの成功は、最近の記憶の中では、女性ロック・アーティストによって成し遂げられた最も新しい偉業でもある。それは'90年代後期の『Lilith Fair』(女性アーティストによる楽曲を集めたコンピレーション・アルバム)の全盛以降、ロックの傾向がどれだけ変化してきたかを反映している。

MorissetteはLAUNCHに、ロックの“顔”を絶えず変化させることは、性別の戦いと何ら変わらないという。「いつも勢力の移動を感じてきたわ。男性優位か女性優位か、ここ何年もね」「それで勢力が大きく移動して、私たちは今、男性優位の状態から再び女性優位の方向に戻っている。結局、私が見ている限り音楽には何ら変わりないわけだから、その勢力は移動することなく、中立なものであってほしいと思う」とMorissetteは話した。

5つのグラミー賞の余波で、『オー・ブラザー! オリジナル・サウンドトラック』が13ランク・アップし、Morissetteの売上げにあと6000枚の差で2位を獲得。3位にはセクシーなポップ・スター、Kylie Minogueの『Fever』が初登場している。

4位を記録したのは、先週の20位からアップしたもう1人のグラミー・ヒーロー、Alicia Keysの『Songs In A Minor』。また、絶対的な人気を誇るLinkin Parkの『Hybrid Theory』は3ランク・ダウンして5位。Alan Jacksonの『Drive』は3位から6位にダウン。先週1位を獲得したJennifer Lopezの『J To Tha Lo!』は7位、Ludacrisの『Word Of Mouf』は5位から8位にダウンした。

また、Cherの『Living Proof』が9位を獲得し、今週3番目に大きな初登場となった。そして複数のグラミーを受賞したU2の『All That You Can't Leave Behind』が9位を獲得。U2のこのアルバムは先週、28位であった。

その他、目立った初登場を見せたのは、X-ecutionersの『Built From Scratch』(15位)、Plus Oneの『Obvious』(29位)、Nappy Rootsの『Watermelon Chicken』(31位)、Sharissaの『No Half Steppin'』(44位)。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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