セリーヌ・ディオンが世界一高価なディスクをチャリティ・オークションに提供

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3月21日(木)、Celine Dionの英国におけるアルバム&シングル売上1500万枚という功績を称え、ロンドンで史上最も高価な記念ディスクが彼女に贈られた。世界にたったひとつのこのディスクは、英王室御用達の宝飾店Asprey & Garrardがデザインと製作を手がけ、英国のラジオ局Capital FMのDJ、Chris TarrantによってDionに渡された。

DionはこのディスクをCapital FMのチャリティ“Help A London Child”のためのオークションに提供すると発表。“Help A London Child”では、ロンドンの恵まれない子供たちのための教育プログラムや障害者用器具、ホームレス問題プロジェクトなどの提供を目的に資金を募っている。

Dionは次のように語っている。「このような貴重な品を頂いて非常に光栄に思っています。しかし同時に、私たちの生活にとって子供たちは最も重要な存在だと理解しています。子供たちは世の中の良い面を引き出し、私たちに希望を与えてくれます。この品を“Help A London Child”に寄付することができて大変うれしく思っています。チャリティに関わっている皆さんに感謝します」

記念ディスクは純銀製で、ゴールドでDionの全身のシルエットがデザインされており、黒いアクリルのバック・フレームには、ハンドメイドで1つひとつカットされた15個のダイヤがちりばめられている。さらに、ダイヤの埋め込まれた“Celine”というロゴも入っている。それぞれのダイヤはホワイト・ゴールドの星にはめられており、ディスクに使用されているダイヤは合計2.5カラット以上になる。オークションの入札(金額は英国ポンド)は、sonymusic.co.uk/celinedion/hmvbid/で受け付けている。

ディスクは贈呈式の後、ロンドンのオックスフォード・サーカスの150 Oxford Streetにある大型店HMVへ運ばれた。警備員が24時間体制で見守る中、3月27日(水)まで同店のショウウィンドウに飾られる。

ディスクは27日(水)にはRoyal Lancaster Hotelで開催されるCapital Awardsの記念ランチ・パーティの場へ移され、招待客はここで事前入札を行なうことができる。その後はAsprey & Garrardに運ばれ、3月31日の復活祭の日曜日にCapital FMでディスクの生オークションが行なわれるまで、同店のウィンドウに飾られる。

Dionの最新アルバム『A New Day Has Come』は3月25日に世界発売開始となり、北米では3月26日(火)に発売される。この新作はDionが2年間の休業を経てリリースする初のアルバム。また、スタジオ録音アルバムとしては、'97年にリリースされ、現在までに世界中で2800万枚を売り上げている『Let's Talk About Love』以来の作品となる。

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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