TLCのリサ“レフト・アイ”ロペスが自動車事故で死亡

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4月25日(木)夕方、TLCのLisa "Left Eye" Lopesがホンジュラスで自動車事故を起こし、死亡した。彼女のレコード会社は4月26日(金)早朝、その事実を発表。30歳になる彼女は事故当日、休暇中だったという。Lopesが乗った自動車には7人が同乗していたが、死亡したのは彼女だけだった。残りの6人は地元の病院に収容されている。

ホンジュラス警察が、Lopesの故郷の新聞Atlanta-Journal Constitution紙に語ったところによれば、彼女はホンジュラス時間の午後5時(米東部標準時午後7時)頃、Mitsubishi SUVを運転し、車はカーブでコントロールを失った。車は左に進路をそれ、数回転し、転倒して止まった。警察はまた、Lopesは事故当時シートベルトを着用していたと語っている。

「このあまりに衝撃的な死に対し、どのような言葉で嘆きと悲しみを表現していいかわかりません」とArista Records社長のL.A. Reidは述べている。「Lisaには天賦の才能があり、インスピレーション豊かなミュージシャンだっただけでなく、もっと大切なことは、私にとって娘のような存在だったのです。Lisaの家族と友人に哀悼と祈りを捧げます。彼女が残した偉業はこの先、永遠に受け継がれるでしょう」

Lopesの仲間でTLCメンバーのTionne "T-Boz" WatkinsとRozonda "Chilli" Thomasは次のような声明を発表した。「私たちはみんないっしょに育ち、家族のようなものでした」「本当に姉妹を失ったのです」

TLCは“Waterfalls”“No Scrubs”“Unpretty”などのチャートトップ・ヒットを次々と生みだし、最新作『FanMail』('99年)はBillboard 200アルバムチャートで初登場1位を獲得している。TLCはこのところずっと活動を休止していたが、先日からアトランタのスタジオで新作に取り組んでいた。アルバムは今年中にリリースされる予定だった。現在のところLopesの葬儀については未定となっている。

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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