パパ・ローチのヴォーカリストは、もう“Dick”じゃない

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Papa Roachがニューアルバム『lovehatetragedy』で見せた、ラップ/メタル・サウンドからよりストレートなロックへの移行は、バンドにとって唯一の変化ではない。バンドのヴォーカリストは今、ブレイクして有名になっていく過程で使用していた愛称、Coby Dickではなく本名のJacoby Shaddixを名乗っている。

Shaddixは最近父親になったことや、ニューアルバムのテーマ的なことが、この決定に影響しているとLAUNCHに語る。「根本的に、俺は今回の音楽で本当に自分をさらけ出している。だから、ウソの名前を使いながら、本当にとんでもなく自分に正直なことを歌ってるくらいだったら、ちゃんと(本当の)自分として知られたほうがいいんじゃないかと思ったのさ」

Shaddixは、改名したことでメディアの質問に気の利いた答えをすることが楽しみだという。「結構おもしろいよ。っていうのも、かなりくだらない答えをいくつか用意してあるから。例えば人に質問をされたら、“うん、そう。俺は(Princeの変名を真似て)『元Dickと呼ばれていたアーティスト』”って感じ」

Papa Roachの『lovehatetragedy』は6月18日にDreamWorks Recordsから米国発売される。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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