SUICIDE SPORTS CAR、目と耳で楽しませるスパイ・ディスコ(?)を展開

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SUICIDE SPORTS CARが去る5/17、東京・渋谷ON AIR EASTでライヴを実施。<SPY DISCO>と名づけられたこのライヴは一体……?
 
ええ、おネエさま方がステージで踊ってる踊ってる……!ってなステージだったんです。この日は。

SUICIDE~のステージ上は、いわゆる“バンド”とは違う構成。ラップトップの前に立ってサウンドを操り、熱いまなざしを会場に向けて歌うMr(ヴォーカル&Soundmaster)、そしてサポートDJというクールな2人を中央に、下手にKOJI(ドラム)、上手にK-ta(マリンバ)というワイルドに動きをみせる2人が配置されている。で、3人とも薄紫のワイシャツ姿だけど、微妙に違う。Mr.はジャストサイズのベストを着込み、動のマリンバは第2ボタンまで開けたワイルドな着こなし、ドラマーはストリート系な様相で、三者三様、微妙にオシャレ……! しかも大人ないい男風(ステージを降りてもそうだと思われる♪)。

そんな中、ステージにはモデル系なおネエさま方が現われて、踊る踊る!って感じなんです(ただし、数曲のみね)。

そんな“見た目”に目を奪われがちなのだけど、サウンドはなかなかどうしてキャッチーなものばかり。バンドにはこだわらずに新しい形態をとっているところは“今風”で、クラブちっくな大音量のリズムも常に流れているのだけど、そこに観客が意識的に耳が奪われることない。むしろ歌とマリンバのメロディをきっちりと聴かせながらアクティヴに展開するあたり、“お、やるな……!”という印象。<SPY DISCO>のSPYは、スパイ映画の音楽が好きなMrが、音楽を作る上でのひとつテーマにもなっているらしく、スリリングな展開で聴かせてくれました。
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