コールドプレイ、政治的意見を表明

ポスト
Coldplayの2ndアルバム『A Rush Of Blood To The Head』が米国で8月27日にリリースされるが、フロントマンのChris Martinは政治的な意見を広く知らしめようと今も時間を割いている。

8月21日(水)、MartinとドラマーのWill Championは人権団体のアムネスティ・インターナショナルを支援するロサンゼルスのコンサートに飛び入り参加したが、その前日の夜に行なわれたツアーを締めくくるショウで、Martinは“Make Trade Fair(公正な貿易を)”と書かれたTシャツを着てステージに登場。“Make Trade Fair”はイギリスを拠点としたキャンペーンで、国際貿易のルールを変えることで第三世界の労働者の搾取の停止を目的としている。

Martinは次のようにLAUNCHに語っている。「G-8サミットで毎回、どれほどの騒ぎが起きてるか、世界貿易機構に抗議している人たちが、どれくらいいるかは知っているよね? その多くが世界にはびこる不公正な貿易法に関係してるんだ。アメリカ人やイギリス人、フランス人とかは、そういったことにあまり気付いてないよね。なぜって、僕らにとっては、すべてが満足のいくものになっているからさ。だけど、世界中のあちこちを回ると、農家や製造業者、労働者たちが得るべきものを得てないんだ。バカげてるよ」

MartinはTシャツを着るくらいのことしかできないと言う。「それでも、Tシャツを着て自分をアホ(みたい)に見せることで、ちょっとくらいは認識を高められるかもしれない」

Neal Weiss and Lyndsey Parker, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報