モビー、イラク攻撃の可能性について語る

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Mobyが外交策について発言した。9月11日のテロ攻撃の後、彼のリベラルな見解は変化した。ただMobyは、アメリカが行なおうとしているイラク攻撃について「どう考えていいのかわからない」と述べている。

「イラクのリーダーの歴史を振り返れば、Saddam Husseinは悪者だっていうほうが無難だ」と、Mobyはオンライン・ジャーナルに書いている。「明らかに生命の倫理を無視して、何百万って人を殺してきたんだから。Saddam Husseinが牢屋にぶち込まれた世界のほうが、彼が巨大で危険な国家のリーダーをしている世界よりよっぽどいいって、そう言ったほうが無難だよ」

「でも、アメリカのイラク攻撃に関しては……僕らのすべての同盟諸国が、アメリカが行なおうとしているイラク攻撃に敵意をもって反対しているよね。オイル・マン(BushとCheney)が石油生産諸国を含め、攻撃的な外交策を口にするたびに僕は冷や冷やする。George W.のイラクへの軍事的な威嚇は、Saddamを1回目で失脚させることができなかったBush一族のばつの悪い思いからきてるのさ(ばつの悪さ“embarrassment”ってスペルは難しいね)。俺はそれが気になるんだ。それに、選挙の時期になると決まって政治家って“戦争”を口に出すだろ。俺はそれが心配なんだよ」

しかしMobyは、こう結論づける。「でも、もし本当にイラクが核爆弾を開発しているというなら、民主主義国家がどれほど脅かされるか全く予想もつかないし、成すすべもない。Saddam Husseinは過去に大量破壊兵器を使用したことがある。将来、彼がそれらを使うことを躊躇しないだろうって、そう考えるのも無理ないよ」

Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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