トゥパックとノトーリアス B.I.G.のドキュメンタリー映画『Biggie & Tupac』がLAとNYで公開

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友人から一転して敵同士となったNotorious B.I.G.ことBiggie SmallsとTupac Shakurの未解決の殺害事件に関するドキュメンタリー映画『Biggie & Tupac』が9月27日、ロサンゼルスとニューヨークで公開される。映画は今後、他の都市でも劇場公開される予定。

この映画の監督は『Aileen Wuornos: The Making Of A Serial Killer』や『Kurt And Courtney』を手がけたNick Broomfield。

'97年に起きたNotorious B.I.G.の殺害事件を取材していたBroomfieldは、当初B.I.G.の事件を担当していた捜査官、Russell PooleとB.I.G.の母親のVoletta Wallace、B.I.G.の弟分Lil' Cease、さらに複数の警察官とボディガード、B.I.G.と親しかった人物やこの事件に関わった人々にインタヴューを行なった。

B.I.G.が死亡する半年前に殺害されたShakurの物語を制作するに当たっては、BroomfieldはボルティモアにあるShakurの通っていた学校とカリフォルニアのベイエリアにある彼の住居、さらに取材時は刑務所に収監されていたSuge Knight(彼へのインタヴューは拒否されている)、また彼の家族や元ボディガード、事件を担当した警察官らを訪ねている。

映画の公開日となっている9月27日は、Los Angeles Times紙が“Who Killed Tupac Shakur?(Tupac Shakur殺害の犯人は?)”という記事を掲載してから3週間後にあたる。同紙は記事の中で、B.I.G.がShakur殺害に対してギャング団に報酬を支払ったと主張しているが、その内容はB.I.G.の家族や多くのヒップホップ・アーティストおよびリーダーたちから非難されている。

Billy Johnson Jr., Los Angeles (C)LAUNCH.com
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