ソニー・ミュージックのCEO、トミー・モトーラが新レーベル設立のために会社を離脱

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Mariah CareyCeline DionJennifer LopezLauryn Hillなどを世に送り出すのに貢献したSony Musicの社長、Tommy Mottolaが1月10日(火)、14年間勤めた同社を離れ、新レーベルを立ち上げると発表した。

ニューヨーク州ブロンクス生まれで53歳になるMottolaは、'70年代後半にディスコ・アクトのDr. Buzzard's Savannah Band(後のKid Creole & the Coconuts)、Daryl Hall & John Oatesらを含むアーティストのマネージメント業務を開始。彼らは共に楽曲の中でMottolaの名前を登場させ、Dr. Buzzardの「Cherchez La Femme」には“Tommy Mottola lived down the road...”という1節がある。

Mottolaは'87年、CBS Recordsに入社。同社がSonyに吸収された際、会長兼最高経営責任者に任命された。彼はMariah CareyとColumbia Recordsを契約させ、彼女を国際的スーパースターに仕立てた。2人は'93年に結婚。その後、'97年に離婚して世間を大きく騒がせた。Careyは'01年にSonyを離れている。

Mottolaが手がけて有名になったSonyのアクトには他にTrainJohn MayerFive For Fightingらがいる。

Mottolaは昨年、Sonyに所属するMichael Jacksonから、アルバム『Invincible』の適切なプロモーションを怠ったとして公に非難を受けた。Jacksonはまた、Mottolaのことを人種差別主義者と非難し、“悪魔”とも呼んでいる。

Mottolaによる新レーベルの名称は未だ発表されていない。彼いわく、新会社はこの転職を支援して2年早く契約を解消してくれたSonyとパートナーシップを組むという。Sony側はMottolaの後任は数日後に発表すると話している。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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