ザ・フーのロジャー・ダルトリー、“ピートは小児性愛者ではない”

ポスト
Roger Daltreyが1月13日(月)に児童ポルノ容疑で逮捕された旧友、Pete Townshendを擁護している。The Whoのヴォーカリストである彼は、現在進んでいるOperation Oreと呼ばれる英国の児童ポルノ捜査において「Peteは無実だと信じている」と述べている。Townshendはフロントページと3、4カ所のウェブサイトの閲覧に加え、クレジットカードを使って児童ポルノサイトにアクセスしたことを認めた。しかし、それは児童ポルノと性的虐待についてのリサーチが目的で、彼自身も祖母と暮らしていた幼少の頃に虐待を受けたと主張している。

Townshendが逮捕される前、Daltreyは彼と2年ほど前に児童ポルノについて話をしたことがあると英国のタブロイド紙、The Sunに語っている。「Peteは児童ポルノが簡単にインターネットで手に入ることにとても怒っていた。いずれ彼の無実が証明されると信じている。本能的な直感で小児性愛者ではないと思うんだ、俺は誰より彼のことを知ってるんだから」

また、英国の別のミュージシャンがインターネット上の児童ポルノ容疑で逮捕された事件について、Daltreyは次のように話している。「もし彼がGary Glitterのような人間だったら自業自得だと思うよ。今回の件についてPeteは少し浅はかだったけれど、善意のためにしたんだと信じている」

Daltreyは同紙に、Townshendの怒りは彼が当時10歳の息子と一緒にネットサーフィンをしていたときに、偶然、児童ポルノサイトを見つけたことから生じていると話している。「Peteはとてもムカついていたんだ」「広告はビデオゲームみたいで、子供たちが興味を持つように作られていた。彼はそれで金儲けをしている奴がいることに腹を立て、この問題をいっしょに話し合ったんだ」

今回の捜査がWhoの活動にどのような影響を与えるかは不明だが、TownshendとDaltreyはニューアルバムをレコーディングしたいと話している。The Sunの伝えた内容によれば、バンドには3000万ポンド(4800万米ドル以上)のワールドツアーのオファーがあるという。

Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報