ジャ・ルール、50セントとのビーフを終結させると語る

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Ja Ruleは、ここ数年ラッパー仲間の50 Centとの争いに巻き込まれてきた。この確執は、2000年にNYにあるHit Factoryレコーディング・スタジオで50 Centが刺され、犯人がJa Ruleの取り巻きの1人と言われたことから激化していた。

50 Centは、傷はただの切り傷だったがそれが大げさに広まっただけと主張している。しかしこの出来事以来、50 Centは曲の中で何度かJa Rulaを攻撃し、Caddillac TahやBlackchildといったMurder Inc. Recordsのメンバーがそれに応える曲を書いている。

Ja Ruleは先日、メディアがこの争いを煽り、彼と50 Centの間の緊張を高めていると話した。「地元の奴がアルバムか何か作ってるって以外、このことに関して俺から話すことはないし、俺がそれに関するレコードを作ったこともない。全部メディアの誇張だよ。どの局も、いつもそのことについて俺に話を訊きたがる。奴にも訊きたがっている。争いの火を消すかわりに、続けさせようとしてるんだ。今じゃ子供たちまで巻き込まれてる。“Murder Inc.をぶっつぶせ!”“あんな奴ら、やっちまえ!”って叫びまわってるガキがそこら中にいるんだ」

Ja Ruleはこう続ける。「こういうことは前にもあった。B.I.G.Pacのときもそうだった。東と西の争いに影響してくるんだ。あの2人が起こしたんじゃない。メディアだったんだ、わかるかい? 俺たちにそんな力はない。俺たちの声はでかいさ。ああ、そうだ。でもそれだけだ。雑誌や新聞、子供が1日中見て情報を集めてるようなインターネットで毎日争いを繰り広げていく力なんてない。そんなパワーはないんだよ」

50 Centもまた、この争いを休止しようとしているようだが、その前にJa RuleとMurder Inc. Records会長、Irv Gottiともう1、2戦交えたいようだ。50 Centは最近行なわれた『XXL』誌のインタヴューで彼の考えをこう話している。「俺とJa Ruleには違いがある。奴はそこそこ売れるようなレコードを作ってる。曲の中で奴について話したのは、奴がアーティスト、ポップ・アーティストだからだ。奴が望むなら、個人的には奴に応えてやるつもりだ。このことは今すぐ握りつぶすことだってできるだろうよ。昔のことはなかったことにして、フェアに行こうぜ。Irvもカムバックできるかもな。奴のことはムチで打ってやるつもりだけどさ」

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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