児童ポルノ疑惑のピート・タウンゼント、身の潔白を示す証拠が見つかる

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Pete Townshendの児童ポルノ疑惑を晴らす証拠が出てきたようだ。

“非合法なインターネット・コンテンツ、とくに児童虐待にあたる画像の削減”に取り組んでいる英インターネット監視基金(IWF)は、Townshendから昨年、児童ポルノについてリサーチしている際に問題のあるサイトを発見したという連絡があったと発表。IWFはTownshendが逮捕された今月初め、連絡があった事実を否定していたが、現在、彼の主張を裏付ける昨年夏から秋にかけてのEメールがいくつか見つかっているという。

Townshendは自身のサイト(petetownshend.com)に次のような声明を発表した。「数週間前にメディアが騒いでいたとき、Internet Watch Foundationの代表らが記者団とニュース局に私から連絡を受けたことはないと話していたのを覚えているだろうか。もちろん、私は昨年、何度か連絡をとっており、現在その時のメールのコピーを提供してもらっている。1つは8月、残りは11月のものだ。こちらの弁護士団は、断固として連絡を受けた事実はないとしているIWFの創設者、Mark Stephensへ書面で説明を求めているところだ」

これに関しIWF側は「データ保護法の規定により、団体へ連絡があった情報についてコメントしたり、詳細を開示することは当人の許可がない限りできない」として、Townshendとの接触を否定するほかなかったと述べている。

Townshendは児童ポルノ捜査“Operation Ore”に基づく警察の家宅捜査により、1月13日に逮捕された。彼は同日に釈放されており、今のところ、いかなる罪にも問われていない。Townsendは世界中の児童ポルノサイトに対して捜査が進められる中で、あるサイトに彼の名前とクレジットカードの情報が見つかったことから逮捕された。Townshendはポルノサイトへアクセスし、クレジットカードを使ったことを認めている。結婚し父親である彼は、これは近々出版する自伝の下調べのためだと主張。自伝には、母方の祖母と一緒に暮らしていた頃に、性的虐待を受けたという記述がある(虐待は祖母の男友達によるものとされている)。

Townshendは拘留される前、英国のタブロイド紙The Sunに掲載されたインタヴューで次のように話していた。

「インターネットの児童ポルノには怒ってるし、小児性愛者ではないかと言われて傷ついている。全部で3、4回くらい児童ポルノのサイトを見たことがあるが、それはフロントページとプレヴューだ。1度だけクレジットカードを使ってサイトに入ったことがある。でも、ダウンロードしたことはない。後から考えれば、本当にバカなことをしたと思うよ。今起きていることには怒りを感じている。判断を鈍らせるんだ……。どんな形であれ児童ポルノを購入したことはないし、欲しいと思ったこともない……。インターネットだけで児童ポルノへの自分の怒りに対処しようとしたこともバカだった。こうしたことはすぐに止めさせなければならない。それができないなら、虐待されている被害者の救済にエネルギーを注ぐべきだ……」「もし俺が違法なことをしたとしても、それは調べごと以外に他意はないというのを警察が明らかするのも重要なんだ。俺は児童性愛者じゃない」「虐待されている児童を救おうと絶えず努力している人間が、これまで行なってきた活動が警察に伝わると切に信じている。俺は'78年以来チャリティを開いて、暴力と虐待の防止に取り組む団体に数百万の寄付をしてきたんだ」

Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
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