最新沖縄サウンド特集2003~インタヴュー from STREET SOUNZ

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熱いロック魂を本能のまま表現するレディースバンド!

魂で叫ぶkanna、全身で爆発させるスケ、沸き立つものを腹の底から叩き出すさゆり


プロフィール

メンバーは、G&Vo.kanna、B&Vo.祝すけ、Dr.&Vo.さゆりの3人。

'98年沖縄で結成。デモテープで発売した『脱色剤』で注目を集め、地獄車やIN-Hiなど数々の沖縄ライヴのフロントアクトとして活躍。 '99年、BENTENレーベルのオムニバス『弁天パンク弁当』、沖縄のバンドを集めたオムニバス『飛薬2』、'00年にはVAPからのオム ニバス『沖縄中毒』に参加。ガールズバンドの沖縄ナンバーワンとして認知される。同年7月7日、自らのレーベル「RIPLEY」から マキシシングル「男一直線」、11月11日には1stアルバム『起爆剤』を発表。沖縄だけでなく日本全国からの注目を集める。 '00年10月にはニューヨークのCBGBでライヴ、'01年3月には全米6ケ所でツアーを行なう。'01年7月7日に東芝EMIよりマキシシングル「踊る首」でメジャーデビュー。4ヶ月後にCD-EXTRA「震える花」を発表。12月には、アルバムとしては2枚目の『裸の女王』発表。

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――楽器を初めたキッカケは?

スケ:
4弦だから(笑)。ギターよりも楽だから。

さゆり:
中学までバンドとか全然音楽を聴いてなかったんだけど、友達にユニコーンを勧められてビデオを見たら、一番かっこよかったのがドラマーだった。ギターは弾けんな、というのもあったはず。ドラムならできるかな?みたいな。

kanna:
実は一番大変なのにな(笑)。ウチはヒデ(元X-JAPAN)です。中1の頃はギターがなかったからできなくて、中3の終わりに初めて触ったけど受験でやめて、最初ドレミファから始めてつまらんくてハマらなかったから放置してたら、高校でやっぱりやりたいなーって、それでちゃんと始めたかな。

――それぞれ音楽の趣味がすごく違うけど、この3人でやろうと思ったキッカケは。

スケ:
いいの? スケ16才とかだったよ?

――犯罪だ…(笑)。

kanna:
ウチと1コ上のヤツと「バンドやろうぜ」にメン募(メンバー募集)2つ乗っけて、友達の方にスケからのハガキが来てて会いに行ったんだけど。

さゆり:
ホントはスケからじゃなかったんだよね。

kanna:
スケの友達が勝手に彼女の名前で送ったみたいで。

スケ:
とても仲のいい友達が、(スケが)バンドやりたいって言ってたから、応募を見て、石川だったら近いし女の子バンドらしいから「おまえみたいに送っといたから」って言われて…。会いに行ったら恐くてやめようと思った。

kanna:
ウチも人見知り激しいから会ってすぐ喋れんから、しょっちゅう電話していろいろ話してた。待ち合わせして何人かで行ったけど、一人でいる女の子に誰が声かけるかってなって、みんな人見知りしてて、どうしよう、って。最初間違った人に声かけた(笑)。次に来た人が(スケ)だったわけ。スケは、電話のイメージから「きっとkannaはトレパンで来るんだろう」と勝手に思ってたらしく、これがkannaかって初めて見た印象が悪かったらしい…。

スケ:
恐かったんだよ!それで一緒にやってみてたら、さゆりがライブに来るようになってて。

さゆり:
追っかけしてました。

スケ:
オリジナルやりたいなって思った時、組んでたバンド抜けたんで、ドラムをさゆりにお願いしたら泣きよったわけ!

さゆり:
泣いてないって。いつよ!

スケ:
じゃ、泣きマネ?

さゆり:
そんな冗談カマせんかったよ、まだその当時。

スケ:
カマシしよった!

kanna:
さゆりねこかぶってたのに。

さゆり:
いやいや、お互い様だろ(爆笑)。

kanna:
仲悪ぅ?(笑)

スケ:
で!(2人を割いて)さゆりを好きになったのはロンゲだったからさ、最後のライブだから特に凄かったわけ。それに感動して一緒にやろうってなって。kannaは、外人のライブでめちゃくちゃ怒ってライブやってるの見てびっくりした。かっこいいと思ったから誘った。それで3人になった。私は幸せです(笑)。

●インタビューの続きは →
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