元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガー、消防士を支援するためNYで無料コンサートを開く

Sammy Hagarは、NY市で続く財政危機を緩和するためターゲットにされた消防士達を精神的にサポートしようとしている。Hagarと彼のバンドWaboritasは、５月19日（月）の正午からマンハッタンの南端にあるBattery Parkで無料コンサートを開く。このイベントは、経費削減のためNY市内の８ヵ所の消防署を閉鎖するという、Michael Bloomberg市長の決定に反対する消防士組合が開催する。

声明文の中でHagarはこう話している。「ひょっとしたら、市長はニューヨーク消防局にいる兄弟や姉妹のメッセージを聴いていないのかもしれない。真剣に抗議しなくてはならない時が来た」

イベントの行われる場所は象徴的だ。Battery Parkは、９月11日、テロの攻撃を受け崩壊、343人の消防士が死亡した世界貿易センター跡のグラウンド・ゼロに近い。またNY湾にある自由の女神象を見渡すこともできる。

消防士達は、８つの消防署を閉鎖するのは、400億ドルある市の予算のうち、たった1100万ドルを削減するに過ぎず、そのためにニューヨーク市民や消防士達の命が危険にさらされることになると話す。

HagarがNYの救助隊員のために演奏するのは、これが初めてではない。昨年の８月には、NYの警察官、消防士、救急医療隊員だけでなく、ニューヨークやニュージャージーの湾岸局の代表者が払う犠牲に敬意を表し、無料コンサートを開いている。

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