『キッドA』『アムニージアック』を経てレディオヘッドのたどり着いた場所

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日本のオリコンでは初登場2位、米国のビルボードでは3位、そして本国イギリスではぶっちぎりの1位と好調な滑り出しを見せたRadioheadの最新アルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』。サウンドはエレクトロを消化し、バンド・サウンドへの回帰を見せた。

スタジオ・セッションを中心に短時間で終了したレコーディングから生まれたのはシンプルかつ洗練された旋律だった。評論家やライターの中でも、過去最高傑作に推す声が少なくないこの、最新アルバム。メンバー自身が語る『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』とは?

エド・オブライエン(G)「ステージでプレイするのがとても楽しいってわかってきたのさ。2001年のツアーは最高だった。ヨーロッパ、アメリカ、日本でやったツアーの中には、今でも記憶に残ってる本当に良かったギグがあるよ。僕たちはやっぱりライヴ・バンドなんだって誇りを感じたし、悪くない、これなら行けるって思ったんだ」

彼はこうも語っている。

「このアルバムが初めてだったよ。出来上がったときに、お互い、殺したいって思わなかったのは」

「僕たちはバンドとして自慢できるってことを学んだんだ」「それをアルバムで形にしたかった。それに、スタジオに長い間こもるっていうのもしたくなかった」

そんな自信作である最新アルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』を引っさげて、8月にはサマーソニックのヘッドライナーとして来日する彼ら。このほかにも、メンバー全員のインタヴューがBARKSに到着( ../feature/?id=52321685 )しているから、まずはアルバムを聴きながら特集を読んで、気分を盛り上げて行こう!
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