ロサンゼルス警察、フィル・スペクターの女優銃撃を断定

ポスト
ロサンゼルス警察は、Phil Spectorが2月3日に自宅で女優のLana Clarkson(40歳)を銃撃したとの結論に達した。

調査が完了した現在、検察はSpectorの起訴内容を決定している。検察官のScott Butlerは「第二級殺人罪または故殺罪を適用するかもしれない」とABC Newsに語った。

62歳のSpectorは'60年代に「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれるレコーディング手法を編み出したことで有名。カリフォルニアの自宅でClarksonが死亡しているのを警察に発見され、逮捕されたが、後に100万ドルの保釈金を支払って釈放されている。

Spectorは一貫して無罪を主張している。雑誌『Esquire』7月号のインタヴューでは、実際、Clarksonは自殺した可能性があると示唆した。

Spectorは「彼女は銃にキスした。理由はわからない……。以前から知り合いだったわけではなく、彼女と会ったのは、あの夜が初めてだった……。彼女がどういう人物かまったくわからないし、何を望んでいたのかも分からない」と話している。

事件の調査を指揮したFrank Merrimanは、9月19日(金)、『Los Angeles Times』紙に「これは事故ではない。自殺でもない。Phil Spectorが彼女を撃ったんだ」と断定的に語った。

2人はClarksonが働いていたクラブ「ハウス・オブ・ブルース」で事件当日の夕方に出会った。クラブの従業員はClarksonがSpectorといっしょに午前2時半頃、店を出たのを見ている。2月3日早朝、通報によって警察がSpectorの邸宅に駆けつけると、正面玄関で血だらけになって倒れているClarksonを発見した。ロサンゼルスの検死官は、Clarksonは顔面を撃たれて死亡したと発表している。

(C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報