ロバート・パーマー、スイスに埋葬される

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Robert Palmerが住み慣れたスイスに埋葬される。彼は長年、ルガノに在住。マネージャーのNick Caterは、埋葬場所にふさわしい、と話している。

「Robertは15年間スイスに住んでいた。彼が望んだ土地なんだ。最初の家を持ったのもスイスだ」とCaterは言う。

英国ヨークシャー出身のPalmerは、先週、テレビ番組のインタヴューを受け、収録後に生涯のパートナーであるMary Ambroseとパリへ2日間の旅行に出かけた。その旅行中の9月26日(金)に宿泊先のホテルで死去した。54歳だった。収録されたインタヴューは11月に放送される。

Palmerの両親、LesとAnn、また、娘のJaneがすでにルガノに渡っており、葬儀の準備を進めている。Palmerにはまた、前作『Drive』に参加したミュージシャンの息子、Jamesが残されている。

死因は心臓発作といわれているが、確認はとれていない。フランス当局は26日に検屍解剖を行ったが、死亡証明書に死因を未記入のまま遺体を返却した。Caterは「死因は記載されていないが、今週には伝えられるだろう。今のところ重度の心臓発作以外には考えられない」と話している。だが「Robertに心臓疾患歴はなく、つい2週間前に健康診断を受けたばかりで、異常は見つからなかった」とも話している。

Palmerは'49年1月19日、英国ヨークシャー生まれ。父親が英海軍で働いていたため、幾度も各地を転居したが、大半はマルタ島で育った。Mandrakes、Alan Bown Set、Dada、Vinegar Joeといったバンドを歴任後、'74年にソロとして独立。Palmerは'78年から'97年にかけて9曲のトップ40シングルを輩出した。中でも「Addicted To Love」はチャート1位を獲得。また「I Didn't Mean To Turn You On」と「Simply Irresistible」の2曲が2位に輝いている。さらにPower Stationでは「Some Like It Hot」とT. Rexの「Bang A Gong (Get It On)」のリメイクがトップ10ヒットとなった。

(C)LAUNCH.com
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