フランツ・フェルディナンド、「俺たちはウレセンじゃない」

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今年期待の新人バンド、フランツ・フェルディナンドは、シングル「Take Me Out」がヒットしたためにポップ・バンド扱いされることに反論している。グラスゴー出身の4人がリリースした2ndシングルは先月、チャートの3位に初登場した。

シンガーのアレキサンダー・カプラノスは、XFMオンラインにこう話している。「チャートに入ったからって、“ウレセン”ってわけじゃないだろ。大勢の人のために音楽をプレイするからって? そんなわけない」「ポピュラー・ミュージックっていうのは、外部から生まれるべきものなんだ。最高の音楽は、エッジで始まり、全体に浸透していくものなんだよ」

ポップ・ミュージックを愛するカプラノスにとって、現在のポップ・ワールドは嘆かわしいものだという。「セックス・ピストルズやスペシャルズがNo.1になる、それが、ポップの最高の時だった。それにデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ。どれも素晴らしいポップ・バンドだ」「問題なのは、ポップ・ミュージックは大手のレコード会社が作ったものだって思われてることなんだ。違う。ポップは、ベッド・ルームから生まれるべきなんだよ。リアルな奴らのアイディアからね。俺はそういうのをもう一度見たいんだ」

フランツ・フェルディナンドは、2月にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発売。デビュー・アルバムながらすでに話題になっていたこともあり、アルバム・チャートの3位をマークした。

Ako Suzuki, London
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