マイケル・ジャクソン、新たな容疑が浮上

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裁判中のマイケル・ジャクソンに新たな疑惑が浮上した。AP通信などによると、ロサンゼルス警察は4月13日(水)、これまでとは異なる児童虐待容疑を調査していると発表した。被害者とされる男性についての詳細は明かされてないが、20年近く前にジャクソンから虐待を受けたと主張している。

警察の代理人は、この男性の主張をもとに「虐待は'80年代後半にロサンゼルスで起きた」と声明で語った。事件はサンタラバーバラ郡検察事務所の依頼を受けて児童保護を業務とする部署が調査にあたっている。

児童虐待罪は8年で時効が成立するが、特別な状況にある場合は延長されるという。しかし、なぜ今なのか?

ジャクソンの弁護士、ベンジャミン・ブラフマンは「根拠のない噂が毎日、無数に流れている。今回もその中の一つにすぎない」と語った。事件が古いため、訴訟に至るかどうかはわからないが、被害を受けたとされるこの男性がサンタバーバラの裁判で証言する可能性もある。

新たな苦境に立たされたジャクソンだが、彼はあくまでも無実を主張。複数の児童虐待容疑についてすべて“大きな嘘”と語った。

ジャクソンのサンタバーバラに関する事件の審問は4月30日に開かれる予定。

T.Kimura
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