クイーン+ポール・ロジャース、ヨーロッパ・ツアー遂にスタート!

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3月28日(月)、ロンドン・ブリクストン・アカデミーにて、クイーン+ポール・ロジャースのツアーがついにスタートした。初日の公演のチケットは一般発売されず、クイーンとポール・ロジャース、それぞれのオフィシャル・ホームページでの抽選に当選した約5,000人の幸運なファンたちのために行なわれた。この公演を観たスタッフからレポートが届いたので紹介します。


▼20時50分(日本時間 朝4時50分)、ステージの幕前にポール・ロジャースが一人で登場。挨拶代わりに「REACHIN' OUT」を歌った後、ブライアンがギターを持って現れ「タイ・ユア・マザー・ダウン」のイントロを奏でた瞬間、ステージの幕が下ろされ公演が始まりました。

前半、クイーンの曲、ポール・ロジャースの曲を取り混ぜ演奏し、中盤にブライアン・メイのソロ・コーナーが始まりました。アルバム『オペラ座の夜』収録のブライアン・ボーカル曲「39」が久し振りにファンの前で演奏されると、会場は一気にヒートアップし、続く「ラブ・オブ・マイ・ライフ」ではブライアンの声が聞こえない程 の大合唱となりました。

ブライアン・コーナーの後は、いよいよロジャー・コーナー。ロジャーがフロントに出て来てアルバム「インニュエンドゥ」収録の、ライヴでは初演奏の「輝ける日々」を歌っている間、後方のスクリーンでは我々日本人には懐かしい、初来日公演のオフショット映像が上映され、若き日のフレディやクイーンの姿に観客は感無量。「レディオ・ガガ」の後半、ロジャーはドラムセットに戻りヴォーカルをポールと交代。

続くバッド・カンパニーの大ヒット曲「CAN'T GET ENOUGH」が演奏されると、ロンドン子たちは大騒ぎで、そのまま本編ラストの「SHOW MUST GO ON」まで地響きがするのでは、と思う位に盛り上がっていました。 2回目のアンコールではクイーンのライヴの定番、イギリスでのライヴならではの、全員大声を張り上げて国歌「GOD SAVE THE QUEEN」の大合唱で、22時52分(日本時間 朝6時52分)ステージは幕を閉じました。

サポートはキーボード、ギター、ベースの3人のみ。ブライアン、ロジャー、ポールの3人は年齢を感じさせない程、熱く激しいバンド・サウンドを心掛けていました。このメンバーでの日本公演が早く観たいものです。

Broxton Academy March 28th 2005/03/29 
SET LIST
1) Reachin Out (Paul Rodgersの曲)
2) Tie Your Mother Down 
3) Little Bit of Love (Paul Rodgersの曲)
4) I Want To Break Free 
5) Fat Bottomed Girls
6) Crazy Little Thing Called Love  (邦題:愛という名の欲望)
7) Seagull (Paul Rodgersの曲)
8) 39(Vo. Brian May)
9) Love Of My Lofe (Vo. Brian May)
10) Hammer To Fall (Vo. Brian & Paul)
11) Guitar Solo
12) Las Horizon (Paul Rodgers の曲)
13) There are the Days Of Our Lives (Vo. Roger Taylor) (邦題:輝ける日々)
14) Radio GA GA(Vo. Roger Taylor) 
15) Can’t Get Enough (Paul Rodgersの曲)
16) I’m In Love With My Car (Vo. Roger Taylor)
17) I Want It All (Vo. Brian May)
18) A Kind Of Magic
19) Bohemian Rhapsody (Vo. 前半:Freddy & 後半:Paul)
20) Show Must Go On
<アンコール>
21) Feel Like Makin' Love (Paul Rodgers の曲)
22) All Right Now (Paul Rodgersの曲)
<ファイナル・アンコール>
23) We Will Rock You
24) We Are The Champions

メンバー
Vo. Paul Rodgers
G. Brian ;May
Dr Roger Taylor
サポートで、ベース、ギター、キーボード各1名

■クイーン 日本オフィシャル・サイト:http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/
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