マイケルの復帰パフォーマンス、大ブーイング

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水曜日(11月15日)、ワールド・ミュージック・アワーズでパフォーマンスしたマイケル・ジャクソンだが、たったの4ライン歌っただけでステージを後にし、客席からブーイングが巻き起こった。およそ9年ぶりのパフォーマンスだった上に「Thriller」など3曲をプレイするといわれていただけに、オーディエンスの失望は大きかったようだ。

『Daily Mirror』紙によると、ティーンエイジャーのゴスペル・コーラスとともにステージに上がったマイケルは、「We Are The World」をプレイし始めたものの4ライン歌ったところで声がかすみ、後は客席に向かい「アイ・ラブ・ユー、アイ・ラブ・ユー」とシャウトするだけだったという。

これには25万ポンド(約5,000万円)をかけて彼を招待した主催者も、100ポンド(約2万円)のチケットを買ったオーディエンスも大憤慨しているそうだ。BBCによると、チケットの払い戻しを要求しようと考えているファンも少なくないという。

ジャクソンはこの夜、1億枚のセールスを上げたアーティストに贈られるダイアモンド・アワーズを受賞。「彼がいなかったら、わたしは歌ってなかった」というビヨンセから賞を受け取ったマイケルは「心の底からファンに感謝している。英国を愛している」とコメントした。

ちなみに、マイケルがプレイすると噂されていた「Thriller」は、クリス・ブラウンがパフォーマンスしている。

Ako Suzuki, London
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