【イベントレポート】The MONSTERS、ファンにパンツの色を質問されてチラ見せ。香取慎吾「女の子のアイドルだったらありえないよ?(笑)」

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質問コーナー終了後、ふたりは衣装を着替えるために楽屋へ。ところが楽屋には隠しカメラが設置されており、その様子は会場に映し出されていた。2000人の観客と全国の映画館(各会場200人動員)で見られていることにも気づかずに、「スタンディングすごくない?」「すげえな、(全国に)中継もされてんだ。」「あの質問はないよなぁ。面白かったけど。」などなど雑談したり、鼻歌まじりで服を脱いでいこうとするふたり。ところが次の瞬間、部屋は真っ暗に。さらに悲鳴も!

まさかのアクシデント発生に騒然とする会場に響き渡る「平塚さーん!」の声。そう、ここからは、ドラマ『MONSTERS』の衣装に着替えたふたりによる、ドラマパート。「みなさんすみません、今、The MONSTERSの楽屋で事件が起こってしまったそうなんですよ。」という西園寺公輔(山下智久)。そして客席前方のドアから平塚平八(香取慎吾)が入ってきて、「みなさまこんばんは。警視庁からやって参りました、平塚平八です。今、The MONSTERSの楽屋である、A応接室で、ある事件が起きました。そこで、アドリブ公開捜査を行ないたいと思います。犯人は、この中にいます。それでは捜査に参りましょう。西園寺さん、犯人らしき人物をステージに上げてください。……先程から、西園寺さんは、ステージに降りるのが、早い。」と、捜査が始まる。

疑わしいファン3名をステージに上げてのドラマのワンシーンさながらの公開捜査。西園寺に指名されて足がすくむファンをステージ中央にエスコートしていく平塚。「お名前は……ちひろさん? 『ちひろ、生意気な名だね。あんたは今日から千だ!』」「千を出せ。千を出せ。」「お名前は……あみ?『あみ、生意気な名だね。あんた今日からあみだ!』」「あみを出せ。あみを出せ。」「お名前は……ことみ?『生意気な名だね。あんた今日からことみだ!』」「ことみを出せ。ことみを出せ。」と、ふたりはどこかで耳にしたようなモノマネを挟んでいく。

「本当に犯人じゃありませんか? じゃあ西園寺さんの目を見て、「犯人じゃない!」と、はっきりと仰ってください。」と、平塚は、3人をひとりずつ、西園寺に顔を近づけさせて、肩に手を乗せて密着させるように捜査していく。フロアからの悲鳴が響く中、最後に残ったのは、ふたりのモノマネの流れを作った、ちひろさん。山Pファンということもあり、最も動揺し、緊張していた彼女。そこで平塚は、彼女を西園寺に密着させながら、カメラに映るように背中のリュックにA応接室のカギを入れて、代わりに彼女が入れていたキーケースをそっと抜き取る。

西園寺に密着させても犯人が明らかにならないということで、ここでイベントを中継している全国4カ所の映画館に電話をつなぐ。そして各地のファンに「誰が犯人だと思いますか?」と訊ねる。当然、誰もが映像を見ていたので、電話を受けたファンは全員一致の「ちひろさん」。

ちひろさんだけが不思議に思う中、「あなたは先程、席から裏の通用口を通り、The MONSTERS楽屋のA応接室に侵入し、そして、電気を消して、ふたりにキスを迫りましたね?」と、語り始める平塚。さらに「A応接室には、こんなものが落ちてました。これは誰のものですか? これはちひろさんのものですよね?」と、さっき抜き取った彼女のキーケースをポケットから出してみせる。一部始終を見ていた会場から笑いと拍手が起こる中、ひとり驚く彼女。「そして私にはわかっています。あなたが、A応接室に忍び込んで、ふたりにキスを迫った犯人です。なぜか? あなたはA応接室のカギを持っているはずです。あのカギはひとつしかなかった。……リュックを下ろして中を開けてください。ご自分の手で、ご自分が犯人だと、みなさんに教えてあげてください。」

音量が上がり、雰囲気を盛りあげてくるBGM。そして、リュックの中から出てくるA応接室のカギ。会場は爆笑。「ちひろさん、犯人はあなたですね。……西園寺さん、ちひろさんと腕を組んで、署までお連れしてください。」と、平塚平八の推理が冴え渡って、見事に事件(?)は解決となった。

貴重なドラマの舞台裏映像の後は、いよいよドラマ主題歌だった「MONSTERS」のイントロがスタート。12人のダンサーをバックに、ふたりは力強い圧巻のパフォーマンスでファンを魅了する。曲終わりでは、ふたりが向い合って頭をつけ、笑顔の香取からは“GJ”のサムズアップ。しかしこのままでは終わらない。「MONSTERS (SPACE COWBOY REMIX)」のパフォーマンスも披露し、「ありがとう」「また遊ぼうぜ!」と、ステージを後にした。

最後は笑顔で幕引き…と思われたが、熱狂したファンがふたりを手離すはずがなく、ここでアンコールの嵐。ファンサービス旺盛なふたりだけに、幕が開いて再び「モンスター」「MONSTERS」を披露。客席から伸びる手に触れ、さらに客席に降りて、ファンと盛り上がる。熱い衝動を叩きつけて、大興奮のファンミーティングはこの日一番の熱狂を見せた。

パフォーマンス後、香取が「ドラマは終わっちゃたけど、The MONSTERSの今後、どうする?」と、訊くと、山下は「やりたいよね?」と、観客の同意を求める。すると香取が、「また、じゃあ……The MONSTERSの何曲か増えたイベントにもみなさん参加してください。」と、活動継続を期待させる発言で、会場は大歓声に包まれた。

そしてエンディング。ステージ中央後方に立つ香取慎吾と山下智久。

「今日も終わっちゃったね。楽しかったね。よし山下、そろそろ次の曲作ろうか。」
「お願いします!」

こんな言葉と固い握手を交わし、ふたりはステージの奥へと消えていった。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆The MONSTERS(SMAP) ビクターオフィシャルサイト
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